明日は我が身!?介護は突然やってくる!

両親ともに同じ特別養護老人ホームへ入所!?それまでの経緯を綴ります。これから介護をする方のお役にたてたら嬉しいです。

母の日に何もしなかったことに胸が痛むも…それは偽善なのか?なんなのか?自分でもわからなくなる。

こんにちは。tsukkyです。

今日は母の日でしたね。

私も毎年、母にプレゼントをあげたり、カーネーションを送ったりしていましたが、今年は何もしませんでした。。。

お見舞いすら行かず…親不孝な娘でしょうか。

 

今、母が入院している病院に、母の日と言うことでお見舞いに行ってる人がいたのか?どうかは?定かではありませんが…母が寂しい思いをしていなければよいなとは思います。

でも、きっとそのこと自体も忘れてしまうからいっか。などと思ってしまう私もいるのでした。

 

昨日は用事もなく家にいたのだから、病院に行くこともできたけど、雨が朝から降っていて…なんとなく行く気になれなかった。

今日は友達が家に来る予定だったので、行けなかった。

 

その友達から「お母さんどうですか?」と聞かれて、母の日なのに、何もしない自分が親不孝なひどい娘だと思う。

いや、自分で思うならいいけど、母の入院先の病院の看護師さんらに「ひどい娘だ」等思われるのが、イヤなのかも?!

良い娘を演じているような部分があり、母を見舞いに行ってること自体が「偽善」であるのかも?!と自分の気持ちを伝えてみた。

 

友人からすると「それは偽善ではないですよ。」と言ってくれたけれど。

自分の気持ちは自分が良くわかっている。

母の病院には週1回行っているけれど、できればまっすぐ家に帰りたいし…元気であれば週1回も実家に帰るわけはないから、仕方なく行っているんだと思う。

 

介護問題って、介護するしないとか、介護自体がイヤだとか…そうゆう直接的なこともあるけれど、今の私のように、自分で介護自体をやっていないことを、非人間と思われるんじゃないか?とか…

偽善でやってるんじゃないか?とか…自分ってそんな酷い人間になり下がったのか?

とか…そんなことをいちいち気にしなくてはいけないことがメンタル的にも大変なのかも知れない。

 

心の底からの悪党で?あのババァー!誰が面倒みるか!とか思えるようならば、こんなことで気をもむこともないのかも知れないし…自分の中の良心があるから…辛いののでしょうか。。。

 

こうゆうイベントってなんか辛いな。。。

 

今まではそんなことを考えたこともなかったけれど。

本来はとても良いイベントであるのに、私のような立場の人間には辛いよ。

 

こんなひとり言ばかりのブログばかり書いてしまって、介護ブログがなかなか先にすすまない。。

まぁ、そんな日もあるでしょう。

 

 

 

私と同じように介護で悩んでいる人の意見にとても救われる。。ブログやって良かった。。

こんにちは。tsukkkyです。

いつも私のブログを読んでくださってるJennyさんからブックマークにコメントを頂いているのですが、どうやって、ブックマークのコメントに返事を書くのかわからないので(T_T)こちらに返事を書かせて下さい。。

kaigo-blog.tsukkymoon.com

  Jennyさんからのコメント

ワタシも実家の整理、したいですが、片付けをすると父が怒るの~(;´・ω・) 老後にお金は必要、全く同感。 

そうなんです。その年代の人らって絶対物を捨てようとしないんですよね。。
私の実家も、団地の建替えで仮移転した時に、ものすごい量の物があって、その時にまとめて捨ててしまえば良かったものを…
その時はまだ母が元気で、絶対捨てたくない。と言い張るし…
私が説得し、納得してやっと捨てたものも、あとでゴミ袋から取り出して戻す始末。。。(T_T)

 

私も自分の物はなかなか断捨離できないから、その気持ちはよくわかりますが…
こんまりさんの本や、断捨離の本などを読んで、理解はできるし、断捨離したいって心から思ってます。

 

でも、両親世代の人は、どうして物を捨てると良いのか?!と言う事自体をまず理解しようとしないと思います!!

 

結局、自分たちで片付けなんてできなくなったし…
施設に入ったら、洋服だって、ジャージのようなものしか着ないし、数枚のタオルと必要最低限の物で生活してるんだから…

 

あの時、全捨て…までは行かなくても、絶対これから使わんだろ!!って物は捨てておけば、私たちが片付けるのだって楽だったのに…!!!ヾ(。`Д´。)ノ

って、思ってます。

まぁ、あの引越しの時は…私も、まさかこんなにも早く二人とも、実家からいなくなるとは思わなかったんですが(^^;)


Jennyさんもお父さんの介護の件でブログ書いてます。
とっても大変そうです。

私の父と同世代だから、その感じよくわかります。

Jennyさんの場合、ご実家が遠いのが、難しいところですね。
私のように、実家が近すぎるのもなんですが…(-_-)しょっちゅう行かされるハメになるし。


遠いがゆえに、気になるし。。何度も行き来できないし…
同居するタイミングについても悩まれています。

www.jennyjp.win

ほんとよーーーくわかります。
タイミングって計れないんですよ。介護って。。

何が起こるか?!全く察知できないから。。。(;o;)

 

ウチの親も、子供らが独立した後は、口癖のように「子供たちだけには迷惑をかけたくない。」と言っていたので、じゃ、私も親を頼りにはしないから、そちらも、自分たちでなんとかしてね。なーんて思ってたんですよ。


でもそれが、こんなに迷惑をふっかけられるようになるとは。。。(T_T)

 

いくらしっかりした志を持っていたとしても、それをスッポリ忘れるような病気になったり、身体自体が不自由になったらどうしたって誰かを頼るしかないわけです。


伴侶がいても同じように年をとるわけですから、それを夫婦の相方だけに背負わせると言うのも、良く考えてみれば無理だってわかる話だったんですよ。

 

うちの親だけに限った話ではないとは思いますが、誰でも「自分だけは…」とか「自分に限って…」とか思いがちなんですよね。


私だって、「どうしてウチのお母さんが認知症に!?」って思うことしばしばです。

でも、認知症になる確率の数字を見ても、高齢者が認知症になるのは絶対無い話ではないですし…

転ばぬ先の杖的に、今後の事を考えて行った方がいいと思うんですよね。

 

誰でも、介護とかって避けたい事じゃないですか…だから誰もが神にすがるような思いで?!
ウチにだけは来ませんように…とか?!祈るとかww 現実から遠ざかってしまうんですよね。。。

これだけ、高齢化社会が押し迫って来てますから、これからは本当にそうゆうリスクも考えて早めの対処が賢い生き方なんじゃないかと思います。


両親がお世話になった、介護支援の事業所の所長さんは、なんでも早め、早めが良いと言っていました。
父の時も、「まだ父は老人ホームなんて…」と家族が言っていても、「特養の申込みをしてくれていた」
母の時も「母はまだまだ1人でも大丈夫…」と家族が言っていても、「特養の申込みをしてくれていた」

 

その当時は、なんかえらく事務的で冷たい所長さんだなぁ。。(^^;)なんて思ったりもしたのですが、
実際、申込みをしてくれてたおかげで、父も母も私たちも助かったのです。

 

希望的観測だけでは介護は出来ないと言うことが、自分の経験でわかったことです。

 

どこかで、「自分だけは…」とか「自分の親だけは…」とか言う思いがあっても、

これからの事を両親も交えと話しあったりしておくことは大切だと思います。

そうは言っても、聞く耳もたないのよね。。今、介護必要な世代の人らって。。

 

ほんと理想を語っていても、本当に難しい。。。

これは経験した人じゃないと、なかなかわからないし、その家庭、家庭によって状況が異なるから解決策もひとつではない。

 

こうして私と同じような悩みを持っている人と、意見をかわせる場があるということはとっても救われることですね。

 

ここ数年の両親を見て思う。。老後にはお金以外何も残さなくて良いのかもしれない。。人生っていったいなんなんだろう!?

こんにちは。tsukkyです。

今日は実家の方に用事があり、仕事帰りに実家に行ってきました。
母が入院してからかれこれ4か月がたちます。


実家も今すごいことになってます(恐)…(おいおいブログに書くことにします。。)
ここに1人で行くのがイヤなんですよねぇ~~ほんと。。。

 

だけど、団地の自治会費やらなんやらを支払わないといけないとかで…

チョクチョク?!団地の代表の方から連絡がきまして。。


そりゃ同じ号棟に住んでる人からしたら、長い事留守にしてて、大丈夫なのかしら??って思いますよねぇ~。

 

娘ですら、そう思ってますから…(・_*)\ペチ

 

だけど、この家を最終的に引き払うにしても、母が退院して次の施設にちゃんと入所できるか?まだ100%確定とも言えませんし…


荷物を片付けるにしたって、私1人でやるのは、どうしたって、おかしいでしょ!?

だから、意地でも私1人で、片付けなどはしませんっ。。。。

 

兄はそんなところ、気にしている風を装ってはいるものの、具体的に「いつ片付ける」「今後どうする」とは言ってきませんヾ(。`Д´。)ノ

 

私はチョクチョク実家に寄るたびに、どうしたらよいのだろう。。。?!

と胸を痛めているのに…!!

 

お金を払って業者に頼めばいい。。くらいに思っているのでしょうか。。

なんかそうゆう問題だけではない気がするのは私だけでしょうか…?!

 

あぁ。。でも、そんなところも割り切ってしまった方が良いのかも知れませんね。。。

 

なんだかなぁ~~~

 

割り切ってしまえば楽になることもありますが…
両親たちが生きてきた人生をスッパリ割り切っちゃって良いものか…?!

 

なんか気分がどよ~んとなりますね。。。

 

ここ5年間の両親を見ていると…
もう老後にはお金以外何も残さなくても良いのではないか…?!
とも思ってしまいます。。。

 

だって、結局何も必要無くなってしまうのですから。。(涙)

お金は必要ですよ(笑)

 

だから、私自身も断捨離しています。
60~70歳になる頃には、もう必要最低限の物しか残さないように。。。。

 

そうは言っても、生きているうちは、いろいろな欲があってスッパリ、サッパリ、割り切れない&捨てられない…


邪念を断ち切るのは、至難の業。。。。

 

なんなんでしょうねぇ。。。

 

生きるって・・・・・?!

 

実家まで送り迎え付き→母を連れて父の見舞いに行くのが大変だった。。

こんにちは。tsukkyです。

今日は私の誕生日なんですがねぇ。。。

だいたい、両親は今日が何日かも?!わかってないと思うので…

私の誕生日を思い出してくれてるかも…?!(涙)

仕方ないですね。。。でもこの世に私を産んでくれて感謝していますよ。

ありがとうございます!!

 

最近母のことについてブログを書いていることが多かったので
今日は父の事について書きたいと思います。

平成27年。。母が1人暮らしをするようになり、慣れないことが多かったからか?

少しバタバタしていました。

 

その頃父の方は…
救急病院から紹介して頂いた療養型病院に転院し、病院からクレームが来ることもなく(笑)
無事?!過ごしていました。

 

その病院は両国駅からすぐの立地、私の勤務地からも近く、母のお世話になっているデイサービスの施設からも近くてとても良かったです。
介護士の方もみなさんとても親切で、父は(外面が良いので)介護士の方からも可愛がられていて楽しそうでした^^

 

その頃は時たま言葉を発する時もあり、もう少ししゃべられるようになるかなー?!とも思ったりしました。


私には、数カ月前まで家でほとんど寝たきり状態だったと言えども…トイレも自分で行っていたし、金沢旅行にも一緒に行ったくらいだったので、父が本当にしゃべることが出来なくなったと言うことが、信じられなかったのです。

 

なんだか、しゃべられないフリをして、私たちの様子を伺っているような気がして…?!

 

あれ、ドラマの見過ぎですかね…!?

 

しゃべる事は出来なくなっても、食欲はありますし、身体も元気になってきたので、自分でベッドから降りようとしたり、たまに勝手に降りて歩いてたりしたことがあったらしく…
病院からクレームではありませんが、危険なので、身体を拘束することをご了承ください。と言われました。
一度ちょっとケガをしたこともあったので、致し方ありません。。


でも結構、がっちり手も足も拘束されられてました(^^;)

 

やっぱりそれが窮屈らしく…


もともといろんな意味で縛られるのが好きじゃないタイプですし~
またもともと手先が器用なところがあり、その手足とベッドを繋いでる紐等を取ろうとしちゃうんですよねぇ~

 

まるで監獄から脱走を目論んでる、脱走犯の様に…!ww

 

結果、手にはミトンのようなものをつけられ、拘束されてしまうのでした…(^^;)

 

それがちょっと気の毒でもありましたし、本人相当ストレスだった模様。。。
もちろん、家族や誰かが付き添ってる時は、全部外してくれますが、寝る時等は仕方ないかな、と思いました。

 

病院には週1回、母を連れて面会に行きました。
私1人で行く場合は、職場から近いので楽なのですが、母を連れて行く場合は、仕事帰り、実家まで行って母を迎えに行き、そこからまた病院に行ってました。

職場から病院は割と近いのに、わざわざ実家まで行くことが大変で…
実家の最寄駅から家まで歩くのも大変。。
ですので、母には最寄駅まで歩いて来てもらうことにして、駅で母をピックアップして一緒に病院まで行きました。

まず、私が職場を出る頃に1度電話をして、「今日お父さんの病院へ行くから。」と伝える。
そして途中の駅でまた電話をして、「家を出発して、最寄駅まで来て欲しい。」と伝える。


駅で母を待つ⇒一緒に病院へ行く。

 

これくらいすれば、無事に駅まで辿りついていた母でした。

 

父との面会を済ませ、一緒に夕飯を食べ帰ってましたが、帰りは真っ暗ですし、実家の最寄駅から母1人で帰らせるのも無事着いたか?
心配でハラハラするので…結局家まで送り届けてから自宅へと帰りました。

週1回どいえども、それがかなり大変でした。。

 

母は若い頃から足が少し不自由なため、障害者手帳を持っていたので、区から福祉タクシー利用券を配布されてました。
そのタクシー利用券を利用して実家に帰ることもありました。

 

障害者手帳を持っていると、助成を受けられるものがあります。各地域の役所で問い合わせしてみると良いと思います。

www.city.koto.lg.jp

 

あの頃、週1回でも大変だと思ってましたが、今思うと母と一緒に出掛けられたのが懐かしいです。。

今は私一人で、その母を見舞いに週1回病院へ行ってますから。。

 

 

 

GWも終わり、日常の生活に戻り母のお見舞いに行く

こんにちは。tsukkyです。
GWも終わり…日常の生活に戻りました。

連休があったことで、5月はアッと言う間に終わってしまいそうですね。
連休中は兄夫婦が両親の面会に行ってたようです。
二人とも元気だったと聞いてホッとしました。

 

私は、5月2日に休みを取り、母の住まい(私の実家)のある地域の区役所に行ってきました。
母がリハビリ病院を退院した後、特養にお世話になる場合、介護保険の負担限度額認定の認定証があると
施設を利用する際に、減額になると、施設の担当者に教えて頂いたので、そちらの手続きの仕方を区役所に聞きに行きました。

 

必要な通帳等を持参し、申込書を提出して審査を受けて、承認されれば認定証が届くとの事です。
とりあえず、必要書類は無事提出できたので、良かったです。

 

こういった減免などの制度も、調べてみないと、どんな制度があるかわからないですよね。
父は、すでに認定を受けていたのですが、いったいいつ申請したのか?!

今となってはわかりません。。。
包括センターの方や、ケアマネに確認して、減免等受けられるものは全て受けた方がいいと思います!

介護保険給付に関する各種減免制度
負担限度額認定(施設入所時、ショートステイ利用時の食費、居住費の減額)

参考までに江東区のサイトを貼っておきます。

www.city.koto.lg.jp


各地域によって、制度が違うかも知れませんので、お住まいの地域の役所等へ問い合わせして下さい。

区役所に行った後、母のところへ面会に行ってきました。
昼間に行ったので、リハビリをしている姿を見られるかなぁ。
と期待して行ったのですが、いつも食事をするテーブルでウトウトと昼寝?!をしていました。。。
いつリハビリしてるのやら…?!


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そして連休明けの今日、会社の帰りに、母のところへ面会に行きました。
母の入院しているリハビリ病院は、寝巻等はレンタルもあり助かっているのですが。
その下にババシャツの様なものを着用&靴下も必要とのことで、多めに準備して病室に置いてあります。
下着と靴下は、私がその都度持ち帰って、洗濯をして次回面会の時に持って行きます。
クリーニングをお願いすることも出来るのですが、下着と靴下を洗濯するだけに余計な費用はかけられません。。
ですので、母の事も気になりますが、その洗濯物も気になって、病院へ行かねば。。と義務感にかられているのかも知れません(^^;)

 

時は遡り。。。平成27年のこと
母は買い物等は自分で出来ますが、銀行でお金を下した等を忘れてしまうので、お金の管理は私がすることにしました。
その頃、自宅の鍵を無くして、玄関の鍵ごと全とっかえをした事件があり、鍵の管理なども徹底することにしました。

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まず、ケアマネの方の提案で、母が鍵を無くして(どこにやったか忘れた)家に入れなくなった場合や、母を訪問した際、応答がないなど、非常事態に
鍵を開けて確認してもらう必要性があるので、合鍵をケアマネの方のいる事業所へ預けることにしました。

それと同時に、デイサービスの施設にも合鍵を渡して、母を迎えに行った時に鍵が見当たらなくても、その合鍵を使って鍵を閉めてデイサービスに行くことが出来るようにしました。

 

母の症状は、まだ認知症と言っても初期だったので、まだまだ必要ないかな?とは思ったのですが、転ばぬ先の杖…
GPSを購入し、母に持たせることにしました。
私の使ってる携帯のキャリアがauだったので、auの「あんしんGPS」のサービスを利用することにしました。

 

GPS自体はとても小さいのですが、どうやって母に携帯してもらおうか?考えました。
デイサービスの方が、鍵を首から下げられるよう、長いヒモに鍵をつけてくれましたので、そこに着けるのが良いかな?と思いました。
ただ、つけていると、外したりしそうなので。

 

お守り袋に入れて、鍵と一緒に着けたら、母も喜んでいました。
「お守りだから外したらバチがあたるよ。」と言ったらとても効果あり!

お守り袋はネットで購入しました!

あんしんGPS

あんしんGPS | 京セラ

いる場所がスマホから確認できて、とても便利でした。

 f:id:tsukky8832534:20170509013700p:image


ただ、現在auでは販売は終了してりるようです。。。残念。。
他にも見守りサービス等、いろいろあると思いますので、納得できるサービスを利用してみてください。

GPS!!
この小さな端末がその後とても役立ってくれるのでした。。。

 

母の病気を受け入れるのが、とてつもなく辛くて悲しかった日々。。そして、無くなった2万円の謎がとける…!!

こんにちは。tsukkyです。


昨日、お休みだったので、美容院へ行ってきました。
その美容院へは母もお世話になっていて、いつも素敵な髪型にしてもらって喜んでいました。


私の通っている美容院に母を連れて行ったのも…

ある日、実家に行くとすごい髪型の母が!!

おしゃれの欠片も、女性らしさもありません(>_<)

私「どこで切ったの?」
母「近所の床屋さん?」

それにしたってひどい髪型でした。。父が寝たきりのこともあり、遠出を避けたのか?美容院代にお金をかけるのがもったいないと思ったのか?
それにしても、もう少し外見というか、おしゃれに敏感だった母。。。そんな髪型にすることが信じられませんでした。


外見を気にしなくなったのも、認知症の初期症状だったのか…?!
そんなところからも、認知症の初期症状を発見できたのかも知れません。。

 

今、また母は長期入院になってしまったため、美容院へも行っていない状態です。

髪の毛も伸び放題。。。


一緒に美容院へ行くと、鏡の前の自分をみつめ、キリっとした表情になった母でした。
認知症になっても、女性はおしゃれしようと思う気持ちから、気持ちも明るくなって症状が良くなるといいます。
そんな気持ちがいくつになっても大切なのかも知れません。


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平成27年の話
母と大ゲンカをした翌日、デイサービスに行かないと言いだすかと心配しましたが、なんとか行ってくれてホッとしました。

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2万円が1日にして無くなった出来事で…

なぜ、私はあんなに母に対して怒ってしまったのか!?

お金が無くなったとしても、それは母のお金ですし、私の懐が痛むわけでもない。。

ただ、母がそのお金を何に使ったのか?まったくわからなくなっていたことに、ショックを受けてしまい…

 

そんな母を受け入れられない自分がいたからだと思います。

 

そう、母も辛かったと思いますが、私も母の病気をどこか信じたくない。信じない。受入れられなかったから辛かったのかも。。

その頃は、辛くて、泣いてばかりいました。。

でも、だんだんと母に出来ない事が増えてくるのを目の当たりにし、私がしっかりしなければ!と思うようになり。。
病気であると言うことも徐々に受け入れることが出来るようになってきたら、あるところは割り切れるようになってきました。

そうしないと自分の身がもちません。お金や物が亡くなっても、それに固執しない。

 

「お母さんが、元気でいるから。。まっ、いっか。」くらいの気持ちでいることが大切と言うのがわかってきました。


その頃の母は、お金がない。通帳どこやった?!と相変わらずでした(^^;)
それにプラスして、「家の鍵がない。」鍵を探す動作がとても多くなりました。
デイサービスの人も、鍵を首からぶら下げられるようにしてくれ、私も鍵の置き場所を明確に大きい文字で記入してわかるようにしました。


そして、2万円が無くなった日にテーブルの上にあった

「交番の遺失物届(鍵を紛失した)」

こちらの謎についても徐々に私の記憶から薄れてきたある日の事。

 

母と兄と私とで…父の病院にお見舞いに行った時のことだったでしょうか。。。
出かける時に、母がしっかりと鍵をかけて、兄の車に乗りました。
その後に、忘れ物に気が付き、私が代わりに取りに行くことにしたのです。
私は実家の合鍵を持っていたので、その鍵で開けようとしても、開かない。。。。。

その時にピンときました!!!


2万円の行方が(あくまで推理ですが…)わかったのです!!

 

2万円を無くした日。。。

母は鍵を無くして交番に行った。⇒ 交番の遺失物届

鍵が無いので家に入れない。 ⇒ ドアの鍵部分ごと全とっかえ その工事にお金を払ったのだと!!


誰かが、カギ修理屋さんを紹介してくれたのかもしれない。母が自分で探したのかも知れない。
交番で教えてくれたのかもしれない。

その過程は定かではないけれど…

鍵を換えたのは事実です。

母は、その事自体を忘れてしまっていたんだ。。。。

 

原因がわかってスッキリしましたが、今までの生活スタイルでは、また同じようなことが起きると思い、母のサポートを強化しなくては!と思った出来事でした。。。


親の介護 ポイント!
親が認知症になってしまったら…
ショックです。とっても。でもその事を受け入れることが出来ないとその先ずっと悲しいままです。
そして、ショックのあまり、頑張ってサポートしようとし、完璧を求めてしまいます。
すると、出来なかったことに対して、またショックを受け、それがジレンマになってしまいます。

まず、病気であることを受け入れて、介護に対しても、完璧を求めない。一生懸命になりすぎない。

以上のことが、大切だと母のことで学んだことかも知れません。

認知症の母に怒ってはいけないと思いつつも、怒りが止められず…ものすごいケンカをしてしまった日

こんにちは。tsukkyです。
私の実家は埋め立て地にある都営団地です。そこに両親も住んでいました。
老朽化がすすみ、やっと建て直しの工事がおこなわれることになり、仮住居の団地に引っ越しました。

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そして、今年の秋に新しく立て直した団地に引っ越しが決まったのでした。
新しく建て直した団地に戻れるかどうか…たぶん両親はもう戻れないと思います。。(涙)
そんな状況ではありますが、今日は、その新しい団地の「内覧会」に行ってきました。

新しいところは良いですねぇ。。
他にも見に来ている人が沢山いました。老夫婦だけで来ている人。近所の方を誘ってきている人。親子で来ている人。みんなそれぞれ楽しそうでした。


私も、この内覧会にも母と一緒に来たかったな。。

 

今日は一緒に来れませんでしたが、秋ごろにはもしかしたら、一緒に来れるかも知れませんし、先のことはまだわかりませんから…


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平成27年頃の話

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↑こちらの続きです。

 

デイサービスの施設の社長さんから良いお話を聞けて、そのことを母に伝えようと電話をしたら…


お金がまったくない!!と騒いでいたので…
父の転院手続きや、もろもろ疲れてもう家に帰ろうと思っていたのですが…
しぶしぶ母のところへ行きました。

 

すると、昨日渡したはずの2万円は本当にどこにもありませんでした。

後で考えれば、認知症の人はどこかにお金をしまって忘れてしまうこともあるので、そんな風に割り切れれば良かったのですが…
まして、私のお金ではなく、母のお金ですから…(^^;)

 

ただ、私も父の転院やら、母の病気の事やらで疲れ果てていたので、1日でそんな大金を使ってしまう母に無性に怒りを感じてしまったのです。

何に使ったの??と聞いても…

「わからない。何にも使ってない」と言う母にも頭がきてしまい…ヾ(。`Д´。)ノ

 

認知症の人に怒ってはいけない。。。

 

わかってはいるけど、怒りがとまらない。。。(>_<)


すると母も、売り言葉に買い言葉じゃありませんが、

「いろいろとわけのわからないところに連れて行かれるから!」←デイサービスのこと?

 

みたいなことを言いだすから、私もキーーーっ!!

 

どんな思いで、私が今日デイサービスのところに行ったと思ってんのよーーーー!!!

 

私「じゃぁ、お母さんはこれからどうしたいのよ!!!」

母「洋裁とかやりたいわよ!あんたに子供がいたら子供の服でも縫ってあげられるのに。。」

 

私 「カッちーーーーーん」ぶち切れる音

 

私は自分でも子供が出来なかったことをすごい悔やんでいて、不妊治療も少しやったけど、うまくいかず…
その事も、母に話して、子供のことは言わないで!!!と頼んでいたのに…!!!

それを言われたから、もう歯止めが利かなくなってしまいました。。。

 

ものすごいケンカに…!!!!


そこに、たまたま、ケアマネの方が「ピンポーーン」とやってきました。

 

私たちのすごい形相を見て、びっくりしています。

今日の出来事を伝えると。。

 

「お金の管理は難しくなってくると思いますから、あまり大金はおいておかないことにして…どうしても必要な場合もあると思いますから、それはどこか(母の見つけられないようなところに)隠しておくのが良いと思いますよ。」

 

とアドバイスしてくれました。。。


あぁ、、プロの人ってすごい。。。。


その時、私はやっと冷静になれたのでした。

そして「あぁ、やってもうた。。。」

母は泣いています。明日はデイサービスなのに行ってくれるかな。。

母もお金を無くしてショックだったのに。。。なんで怒ってしまったのだろう。。。(涙)


自己嫌悪になりました。。。


2万円のお金がどこに消えたか、その日はわかりませんでしたが。。。

テーブルの上に、交番でもらったと思われる遺失物届のメモが…

その電話番号に電話してみましたが、その日は夜だったので、問い合わせできず。。

次の日に電話をかけて、なんの遺失物届か判明します。

母が、鍵を無くしたと交番に行っていたのがわかるのでした。


普通にしていると、しっかりしているように思えても、認知症らしい症状がところどころに見え隠れしている状況でした。。。。

 

鍵を無くした…?!

 

でも、母の家には鍵は確かにありました。。。

いったい何があったのでしょう…?!

 

まだまだ続くよ

認知症の母の繰り広げる不思議な出来事を、解明する私立探偵のような私の活躍にこうご期待?!