明日は我が身!?介護は突然やってくる!

両親ともに同じ特別養護老人ホームへ入所!?それまでの経緯を綴ります。これから介護をする方のお役にたてたら嬉しいです。

父の納骨の法要を終える。少し肩の荷が下りた感じ。。。

こんにちは。tsukkyです。

 

またまた久しぶりの更新となりました。
介護日記は、内容が少々重たいものになるので、じっくり腰をすえて文章を考えなくては・・・・
などと思ったりすると、更新が遠のいてしまったりするのです。。


えー、先日(こどもの日)父の納骨の法要を終えました。

 

父は昨年の10月17日に他界しましたが、お墓は石川県にあるし・・そこまで納骨に行くのも、お墓参りに行くのも大変だし・・・

田舎の親戚の方もご高齢ですし。。その方たちにお墓の管理をお任せするのも、どうかな?と言うことで・・

 

我が家の近所に市が管理している墓地公園があり、自分たちのお墓はここが良いんじゃない?なんて良く話していたので・・・

 

父のお墓もここにすれば良いかも?!と、すぐ決まりました。

お墓をたてるなど、初めての事でしたが、なんとかなるものです。

 

市役所に行けば、墓地を使用するにはどのような手続きをすれば良いか、すぐわかりましたし、お墓の件もその墓地公園内に相談するところがあり、そこで石材屋さんを紹介してもらえました。

 

お墓のデザインについても、石材屋さんからアドバイスを頂き、納得のいくお墓が出来上りました。

 

とてもモダンなお墓です。。父が気に入るとは思えませんが?「私が気に入ってつくったのなら、いいよ。」と言ってくれそうです^^?

 

納骨するのも、お坊さんにお経を読んでもらうか?どうか?等、兄に相談すれば「おまえに任せるよ」と・・・

まぁ、なにもしないのも、なんだし・・告別式の宗派でお坊さんにお願いをしました。

果たして、その宗派も 父や先祖と関係があるのか?どうか?も「謎」なのですが・・・(^^;)


私たちの世代(50代)でこんな感じですから・・
これからの終活事情もかなり変わってくるような気がします。

まず、お墓を守ると言うこと自体が難しくなってくると言うか・・・

もともと日本は無宗教の人も多いと思うので、自分の家の宗派がなんだ!?とか知っている人も少ないのでは・・・?

 

そう、自分が死ぬ時には、どんな風にしてもらいたいか?

やっぱり終活ノートにでも記しておかないと・・・・? 

 

お墓はあっても良いとは思いますが、それに宗教がどう絡むのかは??

普段から信仰のない私には、ちょっと結びつきに無理がある感じがしました。。

兄夫婦も含めて同じような意見でしたが(^^;)

両親の人生を知ることになって、自分の人生についても考えるようになる

こんにちは。tsukkyです。

 

両親を介護するようになってから。。、

私の知らなかった両親の人生を知ることになりました。

本来ならば、親の貯金額なども知る由もなかっただろうし、実家の片付けなどするとは思わなかったし、まして2人揃って施設にお世話になることなど。。

 

まるで考えてもいませんでしたから。

 

両親がまだ元気だった頃。。
同級生のお母さんの具合が悪くなって、自宅で介護をされていました。

その友達の話を聞きながら、「デイサービス」ってなに?!くらいの感じでした。

 

そんな感じで、私自身…

 

自分の両親は違う。

 

介護なんて関わりたくない。

 

漠然とそんな風に思っていた気がします。

 

そんな風に思っていても、それから数年で、私は両親の介護に携わるわけですが。。。

 

ふと、両親はこの人生で良かったって思ってしまいました。

 

それはもう、誰にもわからないですけどね。


最初は両親の現状を受け入れるのがとても辛かったですが、経験を通して、自分のこれからの人生についても深く考えるようになりました。


まだまだ先の話かも知れない。。。

 

けれども、時の流れは誰にも止めることは出来ない。

 

やっぱり備えあれば憂いなし…なのかな?

 

とか。。(笑)

 

その時のことも考えて、いろいろと思う今日この頃です。。。

 

依存体質を高齢者になっても引きずるのは、共倒れの原因になる・・・?自立した大人でありたい。

こんにちは。tsukkyです。

昨日はテニススクールに行ってきました。同じクラスの20代の女の子が来ていなかったので「どうしたのかな?」と思ったら・・
「お母さんと一緒にスペイン旅行に行っている」とのこと。。

それを聞いて、羨ましい話だな。と正直思いました。
彼女の母親はきっと私の年齢よりちょっとだけ上なくらい。。私も娘がいたら一緒に海外旅行なんて行けたんでしょうかね。。

 

本来ならば、子供のいない私は、「私にも娘がいたら・・」と言うところに羨ましさを感じるところではあるかと思いますが、実際は自分の母親のことを思い出して羨ましく思っていました。

 

母と2人で旅行なんて行ったことなかったな。。

 

2人で出かけたのは、買い物に行ったくらい。
家族で旅行へは行ったこともあるし、私が結婚してからは旦那と3人で母の故郷に何度も旅行に行きました。

でもそれもどこか「偽善めいた」親孝行サービスの一環?だったみたいな・・・(^^;)

両親が高齢化するのを感じ、「あ、このままではろくな親孝行もしないで逝ってしまう!」
みたいな・・・・!?

慌てて親孝行したみたいなもんです。。。

今の現状がこうだから、もっと元気な時にいろいろ行っておけば良かったなぁ。。なーんて思うのかも知れませんが。。

 

後悔とも違うな。

 

きっと、私の家庭がそんな雰囲気ではなかったから、羨ましいと思ったのかも知れない。

父も母も独立した大人のような感じがしていたけれど、フタを開けてみたらどちらも依存しながら生きてきたような感じだった。
仮に両親が元気な頃でも、父を1人家に置いて母と二人で旅行に行く。なんて発想は生まれなかった。

そんな事を父が容認してくれるとは思わなかったから。

父は1人でなんでも出来る人間だったけど、母を縛り付けていた。
母もそんな父を嫌ってはいたけれど、実は父に依存して生きてきたんだと思う。

 

母ももっと自分らしく生きれば良かったのに!と思う。

 

今、認知症になっても、施設で生き生きしている母をみていると、どっちが本来の母なのか?

長年一緒に暮らしていた娘でさえもわからなくなる。

子供たちが巣立ってから・・大した趣味も持たず、狭い実家でほぼ寝たきりの父と二人きり。。


そんな生活を送っていたから、認知症になってしまったのではないか。

 

もっと、自分の老後や、人生についてなんとかしようと思わなかったのか・・・!?

 

自分の親ながら悲しい・・・・

 

そんなところからも、私は人生について考える良いきっかけとなったのでした。

介護の辛さ、苦しみは千差万別?!そこから学んだこと・・・!?

こんにちは。tsukkyです。
昨日久しぶりにブログを更新したところ、コメント等頂いたり。。なにかしら反応があり・・こんなブログでも、読んでくださってる方がいる。。本当にありがたいな。と思いました。

 

介護ブログとしておきながら・・
今現在、私はまったく介護に携わっていないので、こちらのブログを更新するにも恐縮してしまうような感じです。


父は昨年秋に他界し、母は特別養護老人ホームに入所しているので、月に1~2回面会しに行くだけ。。なので。。

 

母が今お世話になっている施設に入るまでは、大変でした。
大腿骨を骨折するまでは、実家に週2~3回は通っていましたし、骨折して入院してからも病院へ週1~2回は行っていたのですから。

今思うと良くやったな。。(たったそれだけの事ですが)と思います。

 

自宅で介護されている方もいらっしゃると思うので、その苦労に比べたら私の苦労なんて、なんてこともないですし、本当に介護についてエラそうに語れる者ではないと思っています。

 

ただ、そんなお気楽な者にも、そんな日は訪れる可能性がある!と言うことを伝えたくて、ブログを始めた次第です・・・。

 

唐突ですが・・・


介護の苦しみってなんだろう??


実際に介護をする辛さ、疲れ、嫌悪感、等・・・

 

介護が必要となった親を見ることの辛さ。それを受け入れることの辛さ・・・

 

介護を放棄する、専門家に任せると言う罪悪感・・・


やっぱり一概には言えないかな。。いろんな立場での苦しみがあると思うから。


親の介護に多少関わって、いろいろと学んだこともありました。。

それはそれで、私を成長させてくれたと思う!!

 

ただ、ネガティブにとらえていても、気持ちが滅入るだけ・・・!


私は自分のことを偽善者だと思ったとしても(笑)

思われたとしても、自分の人生を生きるのみ!!

 

両親には両親の人生があったのだから・・・!


私にとってはそう思えたこと。それが、一番の学び・・・かな?!

母の誕生日に思う。。。そしてはてなブログから、このブログ1カ月放置してたとメールが来た。

こんにちは。tsukkyです。

 

今日母の81歳の誕生日なんですよね。

そしてたまたま有給を取ってたんですが・・・

施設でインフルエンザの方が出てしまったので、面会禁止に。。

残念ですが、それはそれでホッとしてたりする自分がいてイヤになりますね。

 

その事すらブログに書こうともしなかったかも・・・

ただ、はてなブログさんから「こちらのブログ1カ月も更新してませんよ。」的なメールが届いて。

 

なんかお母さんから「私のことも忘れないで」と言われたみたいで・・・(^^;)?

 

ブログ書いてみました。。www

 

なんでしょう?

母はどこまで理解していて、どう思っているのか・・・

まるでわかりません。

 

面会に行って話しても、最近はまるで会話が成り立っていません。

よくおしゃべりはするけれど、全く異次元の話をしているようです。。。

 

誕生日という単語は知っていると思うし、理解はしているけれど、それだから「自分の誕生日に娘も息子も来てくれないなんて、さみしいわ。」とか「ひどいわ」などと言うことをまず思ったりはしないと思うんですよね。。。

 

それをいいことに?!(今回はインフルで面会禁止でしたが・・)

 

会いに行かなくなってしまうのか・・・?

 

それって自分の中の偽善との葛藤みたいなところあります。。。。

 

本音を言えば、お母さんに会いたい気持ちはあるけれど、本来の母親とも違うし・・・?!

 

私は、施設の人から「ひどい家族」だと思われないように面会に行っているのではないか。。

 

と思うこともあります。。。

 

もう、義務的な感じで・・・・

 

自分の中でそんなことを思うのはひどい・・・と何度も自分を責めたり、疑ったりもしたけれど・・

 

そう思うより、セカンドステージのお母さんだと思って、ある程度距離を持っても良いのかな?

 

とも思ったりします。。。

 

そこら辺の葛藤。。言葉にするのは難しいけれど。本音ベースで書きました。

 

次は日数あけないで更新したいと思います。。。

 

墓石の相談をしていたら、春を感じた・・・!

こんにちは。tsukkyです。

 

早いもので、父が亡くなってからあっと言う間に3か月が過ぎてしまいました。
だいたいの手続きは終わったのですが、お墓(墓石)だけがまだ手つかずで、納骨も出来ていない状況です。

墓所は市の墓地公園を申込み、場所も確定しました。
週末は墓石を注文するべく、石材屋さんと打合せをしました。

だいたいのイメージは決まっていたので、それを伝えて見積を出してもらいました。
予算内でおさまりそうだったので、良かったです。

 

私が頼んだ石材屋さんでは、墓石の加工は中国で行ってから、日本に運ばれ、そこから墓石の名前を彫ったりするそうです。
そして、中国では2月が旧正月にあたるので、まる1か月間はお休みなんだそうです。。

ですので、今注文すると、納骨できるのは4月くらいになると言うことでした。。

あ、結構時間かかるんですね。。。(^^;)

私も急いでないので、大丈夫です。と言ったからかな。。

 

今は毎日寒くて、ブルブル言ってますが・・その打合せをした時に、「父がここに来る時はもう春なんだな。春は案外すぐやってくるな。」と思いました。

 

そんなところで春を感じるのもビミョーですが・・・土曜日は結構暖かく、墓地公園でも少し春を感じました。

母との想い出の品を売ってしまって、少し寂しい気持ちに。。

こんにちは。tsukkyです。

 

先日、実家から持ってきたピアノを売ってしまいました。

 

私が保育園の年長の時に、どうしてもピアノが習いたいと言って買ってもらったピアノ。
バイエルくらいまでは、とても楽しかった。
ハノンやツェルニーをやるようになってから、なんかシブシブやってた気がする。。

でも自分から習いたいと言った手前もあって、意地でやっていた気がする?

ピアノの発表会は練習曲じゃなかったので、楽しかったかも。

 

母は洋裁をやっていたので、発表会のドレス(ワンピース)を手作りで作ってくれた。
それが気に入ったデザインと、嫌いなデザインとあって、子供心に「着たい服じゃないけど、お母さんがせっかく作ってくれたから着るか~」的なモチベーションでだった。。

 

ピアノのレッスンはシブシブだったけど、高校卒業くらいまでは習っていて、月謝もそれ相当にかかったことだと思う。。

実家は都営団地、決して裕福な家庭ではなかったのに、高額なピアノを買ってもらい、ピアノを置いたために、狭い部屋がさらに狭くなった。。


子供心に「申し訳なかったな。」と思った。。

 

でも、私がピアノの練習をしていると、母はご機嫌だった。

中学の時、合唱のピアノの担当に選ばれたと言った時、とても嬉しそうだった。

その練習をしていると、母もその曲を口ずさんで歌っていた。

自分が習いたいと言ったのに、最後の方は母の機嫌をとるためにピアノを弾いていたような気もする。。

 

そして結婚する時に、ピアノは実家に置いていくから。。的な事を言ったら、「なに言ってるの!持ってってよ!」と激しく言われたので、新居に運んだけれど・・・


まず、マンションで練習するのに、防音機能がないので、下手なピアノを弾く勇気が出なかった。。
近所迷惑、トラブル、そんな事が頭に浮かんで、集中してピアノを弾く事が出来なかった。。

そして、ピアノを弾かなくなってしまった。。


母が元気だったら、ピアノを売ったなんてことがわかったら、ショックを受けるだろうし、怒られると思う。。
でも、今の母はピアノを買ったことも覚えていないと思う。。。

それならば、このまま家にあっても宝の持ち腐れ。。いずれ私ももっと年を取ったら、ピアノを処分するのもめんどくさくなってしまうかも。
まだ、元気なうちに調べてみよう。

すると、買取業者が沢山あって、結構な価格で買い取りをしてくれると言う。(運送料も買取業者が負担)

申込みをしてから、あれよあれよ。と言うスピードで、ピアノは買取業者が持って行ってくれた。


不要だった大荷物を片付けたのだから、それで良かった。おこづかいも入ったし?

 

私は、これで良かったと思う反面、寂しく悲しい気持ちにもなった。。。

母にもっと上手なピアノを聞かせてあげられれば良かった。ピアノの費用、月謝。。どんな思いで支払ってくれたのか。。

申し訳ない気持ちにもなった。。


ピアノを運送屋さんが持って行った時。。心の中で「お母さん、ごめんね。」と何度も言った。

 

今の母にそのピアノの事を言っても話が合うような合わないような感じだろうから(きっと覚えていない)そんな罪悪感を感じなくても良いけれど。。


私の中には、なんとも言えない気持ちだけが残ってしまった。。。