明日は我が身!?介護は突然やってくる!

両親ともに同じ特別養護老人ホームへ入所!?それまでの経緯を綴ります。これから介護をする方のお役にたてたら嬉しいです。

認知症の症状「同じことを繰り返す」~電話星人現る。

こんにちは。tsukkyです。

 

認知症の介護について・・何が大変か・・?


メンタルのコントロールをあげたいと思います。

 

昨日の記事にも書きましたが、認知症の方の症状として「同じ事を繰り返す」ことがあげられますが、一緒に生活する人にとってそれが、かなりの苦痛にもなる時があります。

認知症の人に向かって、怒ったりするのは、症状を悪化させるため、極力さけなくてはいけません。。

 

病気だと・・わかっちゃ~いるけど、かなりイライラします~(`Д´)

 

そこをグッと抑えなければいけないわけです。。

 

私も最初の頃、母の病気をなかなか受け入れることが出来ず、今までの母と同じ感じで接してしまい、、ケンカしたり、すごい口調で怒ったりしてしまい・・自己嫌悪に陥りました。

 

今思うと、初期症状の頃は、母自身が一番辛かったのかも知れません。

 

自分の異変に気がついてはいるけど、どうしようもなく娘の私を頼らなければならない。
そういった心理からでしょうか・・・?

 

とにかく、何かあると、電話がかかってくる。。認知症の人は日時の感覚がわからなくなってくるので、朝晩、明け方、真夜中・・時間を問わず、いつでもかかってくる。

そして、母からすると、その電話1回、1回が「用事がある1回目」の電話なので・・

 

「もう何度も同じことで電話してこないでよ!」などと言ってはいけません。。。

 

よく真夜中に電話がかかってくることがありました。3時とか4時とか・・・

 

眠いっちゅーの。

 

それでも、心でムッとしながらも、声は「な~に?お母さん、どうしたの?」といつも優しく対応していました(多分)

 

夏休みで母のことをケアマネ、デイサービス、兄に託して、海外旅行に行ったことがあります。
電話の電源を入れておくと、時差関係なく(母は夜中でも電話かけてくるので)電話がつながってしまいます。

電話料金が半端ないことになるので、電源を切って過ごしていました。。

 

成田に戻って来て、携帯の電源を入れたら・・

 

留守電が200件近く(@@;;;)

 

すべて母からの留守電でした。

あぁ、辛い思いをさせてしまったのかも・・・

とても辛くなりましたが、恐ろしくも思ってしまいました・・(^^;)ハハハ

 

今も携帯のブルブル(バイブの着信音)が鳴ると、その時のことを思い出して、ビクっとしてしまいます。。


それくらい電話星人・・怖かったです。


でも、私の携帯に電話をかけてこられるだけ、症状は軽かったんだなぁ。。。。とあの頃を懐かしむ自分もいたりします。

認知症の症状「同じことを繰り返す」~トイレ星人現る。

こんにちは。tsukkyです。

 

母が認知症と診断されてから、認知症に関する本を沢山読みました。


だけど、大体の症状や、接し方などは、理解できましたが、認知症の数あれば、その数だけ症状も違うような・・・⁈

 

それくらい、その人の生きて来た人生というか・・その人の感情と言うか・・・性格と言うか・・・


個人個人、症状が異なるので、対応が難しいところではある気がします。

 

私の母は、認知症初期の時に、大腿骨を骨折してしまい、車椅子がなければ生活できない環境になってしまったので、認知症の症状はそれほど悪化しないまま、介護認定がおり、特養に入居できるようにりました。

 

そうは言っても、「あぁ、これが認知症の症状なのかな?」と言うことは多々ありました。

 

よくある認知症の症状
「同じ事を繰り返す」と言うのがあります。

 

母の場合、一時期、トイレに行く回数が半端じゃなかったです。


病気と理解しているつもりでも、大丈夫か??と、こっちが落ち着かなくなってしまうことがありました。


骨折する前、年末年始はデイサービスがお休みなこともあり、我が家で母と数日間過ごすことがありました。


その数日間、トイレに行く回数が半端かったのです!!!

 

きっと。。粗相をしたことがあったのかも知れません・・・?

 

とにかく、トイレに行ったら、その2~3分後にまた「トイレ借りるわね。」と・・・

起きている間中、そればっかり。。(>_<)

 

まぁ、トイレに間に合わず、「あーーー!!」みたいな事があるよりは良かったのかも知れませんが・・・(^^;)

 

それにしても、2~3分おきにトイレに行かれると、ほんとゲンナリしてしまいます・・・・

 

本人はその2~3分おきが、「行きたいトイレ」の1回目なんでしょうけど・・・

 

トイレ星人と呼んで、なるべく楽しく接しましたが・・・(~_~;)

 

母の自宅から、我が家に来て、環境が変わったのも落ち着かない原因だったのではないか・・・と思います。

 

良かれと思って、我が家に呼んだのも、母にとって辛いものとなってしまったのかなぁ・・と思いました。


この時も、母の事は心配だけど、我が家で同居は難しいと感じた出来事でした。

高齢者は薬の管理が大変。薬の飲み忘れなどから認知症を疑うのもアリかも?!

こんにちは。tsukkyです。

 

歳を取るにしたがって・・体のいろんなところに支障をきたして、お医者さんのお世話になって行く方も多いと思います。


入院するほどの症状ではない。
でも、健康体ではない。
完治する感じでもない・・⁈

 

高齢者にはそんな症状の方は沢山いることでしょう。

私の父もそんな感じでした。


パーキンソン病が少しあり、脳梗塞も何度かしている。糖尿病も少しあり。


他にも、皮膚やら、目やら・・いろいろ 具合の悪そうなところはたくさんありました。

 

病院にも何箇所か通院していたようで・・・
父の晩年の生活は、外に出かけるのは病院行くときくらい。みたいになってました。

 

すると服用している薬の量が半端ないんですよね!!

 

その薬はずっと母が管理していました。

 

ある時から父の具合が悪くなり・・救急車で運ばれるような事があったんですね。
母がパニくっていたので、近所の方が心配して救急車を呼んでくれたみたいですが・・

結果大したことなく、その日のうち家に帰ってきたのですが・・

 

それから何度となく、救急車事件が(父の調子が悪くなると救急車を呼んでしまう)勃発するわけです。

 

いったいどうしたものか?


と、通院している病院へ私が一緒に付き添って、担当の先生に相談してみました。

先生からは、検査をすると数値が悪くなっている。

処方した薬はちゃんと飲ませているのか?!

とご指摘を受け・・家で調べてみると、、飲んでない薬がザックザックと出てくるではありませんか!!!

母に聞くと、「ちゃんと飲ませていたけど、こんなに余った。」とか意味不明なことを言いだす・・・・

 

確かにものすごい数の薬だったので、母もこんがらがって、わからなくなったのかも?!と、薬の仕分けは私がやることにしました。

大きいピロケースを100均で買ってきて。


でも・・翌週実家に行くと、そのピロケースの中身はそのまんまになっていたりしました。
そして別のところから薬を飲ませたりしている様子・・

病院に薬を取りに行くのは忘れないのに、薬を飲ませるのは忘れたり、多く飲ませたりしている・・・?!


その後も父の「救急車運び込まれる事件」は数回続き・・


その度に呼び出されて、迎えに行かなければならないのも大変だし、ご近所にも迷惑がかかる。(救急病院にも迷惑が^^;)

 

今思えば、母が薬の管理が出来なくなったのは、認知症の症状だったのでしょう。


父のケアマネにも相談し、薬の管理は訪問看護士にお任せ、飲み忘れ等のチェックはヘルパーさんにお願いすることに。
薬を取りに行くのも、調剤薬局から届けてもらうサービスを受けられるようにしてもらったのでした。

 

介護サービス 素晴らしい。

 

私は、そんなサービスがあることすら知らず・・ただオロオロするばかり・・


高齢者が薬を服用することは大切、必要だと思うけれど、その管理が大変。⇒まず高齢者にその管理は無理。

 

そして、その薬の管理が出来なくなった時・・・!

認知症を疑ってみた方がよいかも知れません。

認知症と診断されたらどうしたら良いか・・・!?

こんにちは。tsukkyです。

 

両親の介護に対して冷たい娘ではありますが・・・
母が認知症と診断され、父も介護認定を受けるようになってから・・
そりゃ必死で、両親をなんとかしたいともがいた時期もありました。

 

認知症と診断されたらどうしたら良いのでしょう???

 

それは私にもわかりませんでした。

ちょっとこれはおかしいな?と思う症状が出てきてからすぐ、母を「物忘れ外来」へ連れて行きました。

www.juntendo-neurology.com

MRIの検査結果では、脳は綺麗な状態と診断され、テストではグレーな結果。。
MRIの結果で、ホッとしましたが、先生はテストの結果があまり良くないので、念のため脳の血流がわかる検査を受けた方が良いとの事でした。
その検査を半年後に受けるのですが・・・

www.ninchisho-forum.com

その結果で「アルツハイマー認知症」と診断されてしまいます。

そこから治療が始まるのかな?とも思ったのですが・・

近くの診療所に紹介状を書くから、それを持ってそこで薬を処方してもらってくれ。との事・・・
そして、デイサービスや介護サービスを使って、症状を進行させないようにした方が良いとアドバイスを受けるのでした。

「あぁ、ちゃんとした治療ってないんだったか・・・。」


母はその「紹介状」を勝手に開封して見てしまったのでした。

アルツハイマーって・・・?!」

と驚いてましたが、少したったら忘れてしまった様子。。?!

この頃、母自身が一番自分の変化に戸惑っていた頃だったのかも知れません(涙)


私も戸惑ってはいましたが、症状を進行させないように、と父のケアマネに相談したりして、母も介護認定をもらうことが出来ました。
介護認定がおりたので、父のケアマネの方も母を担当して下さり、とても助かりました。

 

どなたかが・・「認知症」と診断されてしまったら・・

 

まずは、住んでいる地域の「地域包括支援センター」に行って、相談して下さい。

介護に携わる者は・・・少し冷たいくらいが丁度よい?! その2

こんにちは。tsukkyです。

 

私の両親は、父(享年84歳)母(81歳)父が母より4つ年上の夫婦でした。


最初父の具合が悪くなって、その面倒を母が看てる。みたいな感じでした。

 

父はアル中入っているのか?具合が悪くなってからも飲酒をやめられず、それで母を罵倒したり、暴れたり・・しまいにゃ酔っぱらって動けなくなったり、失禁するわで。。

 

困り果ててしまった母を守るために、父を老人ホームへ入れるしかない。と、包括センターに相談に行ったのが、私の介護の始まりでした。

 

娘からすると、母は元々天然なタイプで、父のせいで苦労もしただろうけど、割と楽観的な性格だったので、なんとか耐えうるだろうと思っていました。

認知症の症状が出てきた時も、天然なのか?認知の症状なのか?判断が付きにくかったし。。

 

父がかろうじて元気だったころ、母とニコニコ話ながら、「老後、世話になるなら兄貴のところじゃなくて、やっぱり○○(私)のところだろうなぁ」なんて言われたことがあり・・

 

え…?!私?!(σ´д`;)アタシ? 

 

聞こえないふりをしました・・・

 

そりゃー私が独身で独り暮らしとかだったりしたら、引き受けてしまいそうな状況ではありましたが・・(^^;)?

 

旦那もいるし、旦那を説得してウチで両親を引き取るのは無理・・そして引き取った後の生活も・・・無理

 

むりっ、むりっ!!

 

非情な人間だとは思いましたが・・・
ここで少し冷たい態度を取って、結果良かったと今は思ってます。(自分を正当化するとかではなくて)

 

マンションの自治会で仲良くなった同世代の方が、両親を引き取って、面倒を看られているそうです・・
介護認定がおりないと嘆いていました。


私の例を話すと、親と同居していると、世話をしてくれる人がいるから、介護認定がおりずらいから!あなたはラッキーだったわよ!とおっしゃってました。

確かに。。。

 

⇒ 両親の介護認定がすぐおりたのは、独居老人だったからかも・・・・!!!


あの時、両親をひきとっていたら…私は今頃仕事も辞めて、母とつきっきりの人生だったかも。。


実家の問題、両親を引き取る等・・いろいろあるとは思いますが、ここは介護のプロにお任せして・・・


まずは介護認定を取得することを第一に話を進めることをおすすめします。

 

あの時、聞こえないフリをした、冷たい娘・・・少々自責の念にかられましたが・・結果は良かったと思います。

介護に携わる者は・・・少し冷たいくらいが丁度よい?! その1

こんにちは。tsukkyです。

 

先日の記事で、私の周りには介護で苦労している人がいない!
とボヤきましたが・・

 

今日会社のHPを何気に見ていたら・・
「介護相談窓口」が開設されたとの周知がありました。

 

私は今の会社には、派遣社員のような感じで働いているのでその窓口は
使えないとは思いますが・・

このような取り組みを行っている会社、素晴らしい!!と思ってしまいました。

 

介護に関する疑問や、ちょっとでも不安に思うことがあれば
気軽に「相談窓口」へご相談ください。

介護を行う上で、大事なことは、一人で抱え込まないことです。

介護は家族だけで担う時代ではありません。
自身の生活(仕事含む)のために、周りに「介護で困っている」と伝えることから始めましょう。

 

私が悩んでた時も、職場に相談できる窓口があったら、良かったのになぁ。。と思いました。

 

私はネットでいろいろ調べて、ネットの掲示板で相談しました。

その掲示板の存在がとても大きく、いろいろな情報源、心の支えとなりました。

安心介護

ansinkaigo.jp

 

親の事は家族が面倒みるのが当たり前。と言う常識を一度、客観視するのが重要だと思います。

 

特に認知症患者に接する場合は、今まで自分を育ててくれた親と言う概念を外した方が気分が楽です。

私のように「お母さん2」「お父さん2」としてねww

 

少し冷たい子供くらいを目指した方が、介護される側、する側も良いと思います。

本当に一生懸命、深刻になればなるほど・・・キツいし、悪循環かもです。

 

なぜ冷たいくらいが丁度よいのか?!その事に関してはまだ書きたいことがあるので、続きを書くとします。

 

今回はペットセラピー成功?!しました! 母はとても穏やかな感じで楽しそうでした^^

こんにちは。tsukkyです。


一昨日、母のところに面会に行ってきました。
我が家の愛猫ジルちゃんを連れて♪

前回行った時に、母がジルちゃんを抱っこしてた時に、下に降りようとして、母の腕をちょっとひっかいてしまい・・・(^^;)
「痛い、痛い」騒ぎになってしまい。。そのままこそーっと退散してきてしまったのですが。。

  

kaigo-blog.tsukkymoon.com

 

今回もジルちゃんを連れて行ってきました。

ジルちゃんは賢い猫♪前回の反省をしたのか?
一昨日は、母の部屋に入ったらおとなしーくしてました。母が抱っこしても、じっと動かず、抱っこされていない時も、母のベッドで静か~にくつろいでいました。

素晴らしい!!

母も「かわいいわね。よしよし。」と孫をあやすかのように、ジルちゃんを抱っこしてなでなでしていました。

表情も和らぎ、会話も弾んで、とても楽しそうでした。

 

あ~良かった。良かった。

 

今回はペットセラピー成功!!

 

やっぱり、人間は可愛いものに癒されるのでしょう。

その後、夕飯タイムとなり、猫より人間より、食べ物!!って感じで、ご飯をおいしそうに食べてました。

 

食欲があるのもなによりです。


「お母さん2」元気そうで良かったです。

またジルちゃんを連れて面会に行くから待っててね~!!!