明日は我が身!?介護は突然やってくる!

両親ともに同じ特別養護老人ホームへ入所!?それまでの経緯を綴ります。これから介護をする方のお役にたてたら嬉しいです。

GPSが繋ぐ母と私 その2☆ 母が待ち合わせ場所に来ない(>_<)GPSでどこまで追跡できるか!?


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こんにちは。tsukkyです。

今日は仕事帰りに母の入院している病院へ、洗濯した下着類を持って行きました。

母は寝たばかりの様でしたが、私がちょっと手を触ったら目をあけて

「あら、来たの~。顔見れて良かったわ。」と言ってくれました^^

少し話をしましたが、眠たそうにしていたので、「もう寝た方が良いよ。また来るからね。」と、声をかけて帰ってきました。

元気そうだったのでよかったです。 

 

GPSを購入して良かった話

kaigo-blog.tsukkymoon.com

 

父が療養型病院に入院している時には、私が母を実家まで迎えに行き、そこから一緒に父の病院まで行ってましたが、仕事が終わってから、実家までの道のりを何往復もするのが大変で…(>_<)


私が、駅から実家までの距離を歩かないですむよう…母に最寄駅までは来てもらい、そこから一緒に病院に行くようにしました。

 

母に「駅まで来れる?わかるかな?」と聞くと「わかるに決まってるでしょ!」と言っってましたが、その言葉を鵜呑みにするのも危険なので…(^^;)


父の面会に行く日は、昼から何度も電話をして、確認を取っていました。

 

遠隔操作と言うのでしょうか。。?!

 

面会に行く日は以下の流れで母を最寄駅まで誘導しました。

1.昼…今日父の病院に行くことを伝える

2.私が会社出る時…今からそちらに向かう。また電話するまで家から出るなと伝える。

3.途中の駅(電車の中)…今から家を出て駅に向かってもらうよう伝える。


それでも駅までちゃんと来るか不安でしたが、もしあまりにも来ないようだったらGPSで探せばなんとかなるだろう。と思っていました。

父の面会へは、このやり方で何事もなく行くことが出来たのです^^


その遠隔操作が上手くできていたので…母と外で待ち合わせすることも出来るかな?

と思い、私がいるところまでバスで来てもらうよう、誘導した事があります。

 

まず、いつも乗っているバスの時間を調べ、母に今家を出て、そのバスに乗るよう伝えました。
私「〇〇」で降りるんだよ。
母「〇〇でしょ!わかってるって!」

こんな会話をしていたので大丈夫だと思っていました。

 

そして、母が乗ってくるはずのバスを待ちました。
多分このバスだろうと思ったバスからは母は降りてきませんでした。

 

あれ?降りるバス停を間違えたのだろうか?


次のバス停には、走れば間に合う距離だったので、大急ぎで走って先回りしました。

でも降りて来ない。。。

 

焦りました。。。どうしたんだろう(@@;)???

 

今のバスの中を見せてもらえば良かった。。。

 

家に電話をしても出ない。。

 

家は出たようです。。

 

あ!そうだ。GPSで探してみよう!

 

すると、ここで降りてと伝えたバス停で降りずに、ずっとそのバスに乗り続けているようでした。

 

終点まで行くのだろうか?!

 

慌てて、タクシーを拾い、そのバスを追いました。

タクシーからも何度もGPSで検索し続けました。。。

終点のバス停についても母の姿は見当たりません。

GPSの位置は、誤差が50m~300mくらいある場合があるとか…?!

 

探せるだろうか…?!

 

辺りは薄暗くなってきました。。。

 

GPSの地図を頼りにバス停から歩けそうなところを探しました。

交番に届けようか…と思った瞬間!!

正面に歩いている母を発見したのです!!(涙)


あぁ…良かった(;o;)

 

この時こそGPSがあって本当に良かったと思いました。


母「あら、〇〇ちゃ~ん!」
私「あー、良かった!!なんで、〇〇で降りなかったのよ~」
母「そんなの知らなかったよ~~(笑)」
私「ごめん。ごめん。私が悪かったね。。でも無事会えてほんと良かったよ。私に会えなかったらどうしようと思ったの?」
母「家に帰るしかないな。って思ったよ。(笑)」←ちゃんと帰れる自信があったのだろうか・・・?

 

その時の母は、特に不安そうにしているでもなく、私に会えたのも、その場所が最初から待ち合わせの時だったかのように普通にしていました。

 

あんなに、降りるバス停を繰り返し、「わかってるわよ!」と言っていた母でしたが…

もうバスに乗った時には忘れてしまっていたのです(;o;)

 

でも、無事で何よりでした。もう外で待ち合わせは絶対しない。。

遠隔操作もしない…(父の面会の時は別)

 

そして母のことを過信しないこと…(少し寂しい感じもしますが…)

 

そう誓った私だったのでした。。