こんにちは。tsukkyです。
父が自宅でほぼ寝たきり状態になり、脳梗塞で救急病院に運ばれる、少し前くらいから…
母が泣きながら電話をかけてくることが多くなりました。。
「お父さんが~酔っ払って、自分で立ち上がることもできないから、トイレにも行けなくて失敗して大変だったのよ。。シクシク」
私は母の話を聞き、母を宥めながら…その光景を想像するとゾッとしたものです。
私もその光景を目の当たりにしたことがあります…(-_-)
母を「物忘れ外来」に連れて行く時、朝が早かったので、実家で前泊させてもらったことがあるのですが…私がウトウトと眠りについた時…母がわめきながら父を怒っていました!!
「もう!!また漏らして~!どうしてくれるのよ!!!情けないったらありゃしない…シクシク… シーツ洗うからどいてよ!!」
マジか…(ノД`)・゜・。
私も泣きたい気持ちでしたが…幸い大したお漏らしではなかったので、パジャマと下着を着替えさせ、事なきを得て再度眠りにつきました。。
父親のお漏らし…受け入れたくない現実です。。。
ま、その事件から実家で泊まることはしなかった親不孝な娘ではありますが…
とりあえず、翌日、トレパンマン的な高齢者用の紙おむつと、防水加工のされたシーツを買いに行きました。
布団のシーツを防水シーツに変えて…
母に、お父さんが夜寝る時は、この紙パンツに履き替えさせてね。と伝えました。
父は若干パーキンソン病も患っていたので、もともと歩行が困難なのに、夜はアルコールを飲むことをやめられなかったので、トイレに行くのもおぼつかなくなってしまったのです。
お酒を飲ませるな!!と、何度母に言ってもダメでした。
父が怒りだすから、その怖さでお酒を買いに行ってしまい、飲ませてしまう。。
もうアルコール中毒です。。
それで下の世話までプラスされたら、母は潰れてしまう(>_<)
どうしたらよいものか?
いろいろ考えました。
最近はノンアルコール飲料もよくできているので、ノンアルコールの酎ハイなどを実家に送って、それを冷やして飲ませるようにしました。
最初はなんとなく騙せたのですが…
やっぱりアル中には(もうアル中呼ばわり)アルコールが無いのがわかってしまうらしい…?!
また普通に焼酎を飲んでいるではないですか…!!!
そんな状況が数か月続いたでしょうか。。。
多少粗相はしたかも知れませんが、狭い団地なので、なんとかトイレまではたどりつき、トイレで粗相。。みたいな?!(ダメじゃん)
その頃、母も大変だったと思います。。。
結局、なにもしゃべらなくなってしまった父、ある日そんな父を診た訪問看護師さんが様子がおかしいと、救急病院へ連絡搬送され、入院となりましたが、そこから正式に?!オムツデビューとなりました。
父の場合、救急病院でも男性の介護士の方が付き添えばトイレにも行くことが出来ました。
父本人も、トイレに行ける時は嬉しそうにしていました。
ですが、病院は父一人が入院しているわけではないので、そうも毎回付き添ってくれるわけではないので、やはりオムツ生活に…
娘としても、この間までちゃんとトイレに行けていたのに…と、やるせない気持ちでしたが、病院や介護の世界では、手間のかからない(オムツを交換するのも大変な手間だと思いますが…)オムツ生活にさせられてしまうのだな。。と思いました。
ただ、私は父のオムツを換えることなど出来るわけもなく…(親不孝な娘ですね。)
あの実家の失禁事件の時に一度、下をフキフキしたくらい。。。(それでメゲました)
病院でも、施設でも、介護士の方には、本当にお世話になりっぱなしで、申し訳なく思うだけでした。
こんな簡単にオムツデビューすることになるなんて・・・・(ノД`)・゜・。
あの失禁騒ぎの時に、どのオムツを買っていいか…薬局をうろうろして、困り果てた自分。。
そんな私でしたが、ケアマネの方から「おむつ助成金」なるものがあると伺い、こちらをすぐ申請したのでした。。。(ちゃっかりもの?!)
お住まいの地域にもきっと同じような助成金があると思います。
オムツ代も馬鹿になりませんので。。。
私は、子供がいないので、赤ちゃんのオムツを換えることを体験することもありませんでしたが…
ここにきて、父親のオムツデビュー・・・
複雑な思いはいっぱいですが…あまり深く考えないようにしました。。。