こんにちは。tsukkyです。
突然ですが…介護についてどんなイメージを持っていますか?
私は、寝たきりの高齢者にご飯を食べさせたり、出来ないことを手伝ってあげる。。
などと、漠然としたイメージしかありませんでした。
実際に自分の親が介護される側になった時、介護と一言に言っても、かなり奥が深いと言うか…必ずしも寝たきり=介護と言うわけではなく、高齢者一人一人の状態によって、介護の形も仕方も違うのだな。。と思いました。
介護サービスも、そのようなサービスがあるとことはなんとなく知っていても、実際どのように使えるのか?
どのようなサービスがあるのかも全く知りませんでした。
今から10年くらい前でしょうか。同年代の友達のお母さんが、病気でねたきり状態になってしまいました。
その時に友達が自宅で介護をしていましたが、その時に「デイサービス」に行ってくれるようになって、少し自分の時間が持てるようになった。
と話しているのを聞いて、「デイサービス」ってなんだろう?と思った記憶があります。
それくらいの知識でした。
友達が大変そうだったのを気の毒に思いながら、その介護サービスを自分の母も受けることになるとは全く思っていなかったのです。
平成24年に遡ります。父が78歳の時です。
家でずっと寝たきりの父に辟易して、母が愚痴るようになりました。
「お父さんが寝たきりだと、部屋の掃除も出来ないし、布団も干せない。たまにはどこかに行ってもらいたい。」と…!
その時に友達が言っていた「デイサービス」を思い出しました。
母のことが心配だったので、父もそこに通えば、母の負担が楽になるのでは?!と思ったのです。
5年前のことなのではっきりとは記憶していないのですが…
確かインターネットで検索して、調べました。
そして介護サービスを利用するには、介護者が住んでいる地域の「地域包括支援センター」で相談をすると言うことがわかりました。
まず、介護度を審査してもらい、その介護度によって受けられるサービスが違うということがわかりました。
そこで担当の方を紹介してもらい、父が介護度認定の審査を受けたところ「要介護1」と認定されました。
「要介護1」と認定されると「介護支援事業所」を紹介してくれ、新たなケアマネージャー(以下ケアマネ)さんが担当についてくれました。
(要支援の場合はそのまま「地域包括支援センター」の担当の方がプランを立ててくれます。)←ここら辺がややこしい(^^;)?
そして、ケアマネの方が父の介護プランを作ってくれました。
平成24年4月から自宅から歩いて行ける施設に週2回(火・木)デイサービスに行くことになりました。
ただ、父親世代(昭和一桁世代?)には、その介護サービスを受け入れると言うことがなかなか出来ません。
本来は、本人や家族にも良かれと思った介護サービスそのものがストレスの原因になってしまうのでした。
「俺を老人扱いするなー!」←老人としての自覚を持ってもらいたい!!
「なんで俺があんなところに行かなければいけないんだ!!」
もう、デイサービスに行ってもらうだけでも大変です。。。
行ってくれれば、その間は楽な気もするのですが…
行ったら、行ったで、施設内でちゃんとやってるか?楽しんでくれてるか?迷惑をかけてないか?
いろいろ気になって、気が気でないのですっ(>_<)
結局、父の介護サービス事情…デイサービスの利用は、本人の激しい拒絶により…
平成24年4月~7月(4か月)の利用を持って終了してしまうのでした。。。
親の介護 ポイント!
介護サービスを利用するには、介護者が住んでいる地域の「地域包括支援センター」で相談!
その後、介護度の認定の審査を受けましょう。
介護サービスが利用できるようになっても、本人の意志や、なぜ介護サービスを利用するのが良いのか?
よく話し合って、介護を受ける者の意見も重視しましょう。
そうしないと…良かれと思った介護サービスが、本人にも家族にもストレスになってしまうので…(^^;)