こんにちは。tsukkyです。
今日は仕事の帰りに、母のところにお見舞いに行ってきました。
母は、みんなと一緒に食事をとるテーブルのところに座っていました。
そこに、同じく入院している母と同じくらいの年の方々がいて、私が母のところに行くと「あら、娘さん?いいわねぇ~」と喋りかけてきてくれ、母も嬉しそうでした。
その方々にこれからも母といろいろお話して下さい。とお願いしてきました。
楽しく会話することは、認知症の人にとても良い効果が得られると思うのです^^
平成27年2月~
父が救急病院に入院となり、母が1人で生活するようになったことで、これで母の負担も随分減るかなぁ。と思っていたのですが…
逆に1人で生活するようになったことで、母の状態ってこんなんだったの?
と…知ることになるのでした。
普通に会っている話している時は、今までの母となんら変わりないので、本当に認知症なの?と思うこともあるくらいなのですが。
母1人になると、不思議なことが多々起こるようになりました。
まず、お金の管理をまかせるのが、困難な状態でした。
お金を下したこと、どこにお金を入れたかも忘れてしまうので、このままにしておくと…またオレオレ詐欺にあう可能性もあるかも知れません。
母も自分で不安そうでしたし、私に通帳等預かってもらいたい。と、言うこともあったので、兄と相談し、私がその都度母のお財布にお金を入れておくことにしました。
そのお金の管理が大変でした…(;o;)
認知症の症状でよくある「物盗られ妄想」と言うのでしょうか…?!
私が通帳を預かることを、母もきちんと承諾したにもかかわらず、電話がかかってきて
「通帳どこやったの?!」
「お金が無いんだけど!」の連発でした。
その都度説明しても腑に落ちない様子。。でも最後はシブシブ電話を切るような感じでした。。
きっと、母自身がいつもは自分できちんと管理出来ていたものが、出来なくなったことを、ものすごく不安に感じていたのだと思います。
私自身も、まさか両親のお金の管理を任される日がくるとは思ってもみなかったので、その責任の重さに不安を感じていました。
父が入院したこともすぐ忘れてしまうので、
「お父さんどこに行ったの?」
「何も言わずに出ていっちゃったんだけど!!」
え…?!
一瞬、ギャグか、冗談…!?
って思うんですけど、母本人はいたって本気なのでした。。。(^^;)
そして、「お父さんがいないんだけど!!」と怒って、父がいないことはわかっているのに、毎日買い物に行って同じ食材を買ってくる。。
冷蔵庫は相変わらず、パンパン、奥の食材が腐って異臭を放ち…(>_<)
買い物を行くのを防ぐために、私が朝、昼、夕方と何度も電話して「お父さんは入院中だから晩御飯の買い物は行かなくて良いよ」
と言っても、買ってきてしまうことも…(^^;)疲れる。。。
私も仕事をしているので、一日に何度も電話できない時もあり、そんな時はすでに買い物に出かけた後だったりして…
冷蔵庫の掃除がとても大変で、物を捨てたくない母とバトルを繰り広げながら、腐った食材を片付ける怖さ。。
もう本当にイヤでした・・(-_-)
衛生上考えられない話ですが…(恐ろしいです)夏場は冷蔵庫からショウジョウバエが沸いてしまったことも(;o;)
夏を迎える前になんとかしないと…
ケアマネに相談して、母の介護度認定の審査をお願いすることにしました。
結果「要介護1」になり
◇デイサービスの追加(お風呂も入れるところ)
◇ヘルパーさんに来てもらい、部屋の掃除、冷蔵庫の管理
以上をお願いすることになりました。
父の転院が決まると同時に
母の新しい介護サービスを受ける介護プランが決まり、本当に慌ただしい日々が続きました。
親の介護 ポイント!
認知症初期は、しっかりしている時と、認知症の症状が混在しているような時期?!
本人もその事に気がつき始めた不安により、おかしな行動および発言が多くなります。
ただ、新しいことや、変化に対応するのにかなりの時間を要するため、介護する側も根気よくその症状に付き合って、何度も何度も優しく説明するといずれわかってくれる時が来ます。
物盗られ妄想などは、そのうち落ち着くようになると思うので、根気よく付き合ってあげてください。
かなり大変ですが…(^^;)