こんにちは。tsukkyです。
昨日、お休みだったので、美容院へ行ってきました。
その美容院へは母もお世話になっていて、いつも素敵な髪型にしてもらって喜んでいました。
私の通っている美容院に母を連れて行ったのも…
ある日、実家に行くとすごい髪型の母が!!
おしゃれの欠片も、女性らしさもありません(>_<)
私「どこで切ったの?」
母「近所の床屋さん?」
それにしたってひどい髪型でした。。父が寝たきりのこともあり、遠出を避けたのか?美容院代にお金をかけるのがもったいないと思ったのか?
それにしても、もう少し外見というか、おしゃれに敏感だった母。。。そんな髪型にすることが信じられませんでした。
外見を気にしなくなったのも、認知症の初期症状だったのか…?!
そんなところからも、認知症の初期症状を発見できたのかも知れません。。
今、また母は長期入院になってしまったため、美容院へも行っていない状態です。
髪の毛も伸び放題。。。
一緒に美容院へ行くと、鏡の前の自分をみつめ、キリっとした表情になった母でした。
認知症になっても、女性はおしゃれしようと思う気持ちから、気持ちも明るくなって症状が良くなるといいます。
そんな気持ちがいくつになっても大切なのかも知れません。
平成27年の話
母と大ゲンカをした翌日、デイサービスに行かないと言いだすかと心配しましたが、なんとか行ってくれてホッとしました。
2万円が1日にして無くなった出来事で…
なぜ、私はあんなに母に対して怒ってしまったのか!?
お金が無くなったとしても、それは母のお金ですし、私の懐が痛むわけでもない。。
ただ、母がそのお金を何に使ったのか?まったくわからなくなっていたことに、ショックを受けてしまい…
そんな母を受け入れられない自分がいたからだと思います。
そう、母も辛かったと思いますが、私も母の病気をどこか信じたくない。信じない。受入れられなかったから辛かったのかも。。
その頃は、辛くて、泣いてばかりいました。。
でも、だんだんと母に出来ない事が増えてくるのを目の当たりにし、私がしっかりしなければ!と思うようになり。。
病気であると言うことも徐々に受け入れることが出来るようになってきたら、あるところは割り切れるようになってきました。
そうしないと自分の身がもちません。お金や物が亡くなっても、それに固執しない。
「お母さんが、元気でいるから。。まっ、いっか。」くらいの気持ちでいることが大切と言うのがわかってきました。
その頃の母は、お金がない。通帳どこやった?!と相変わらずでした(^^;)
それにプラスして、「家の鍵がない。」鍵を探す動作がとても多くなりました。
デイサービスの人も、鍵を首からぶら下げられるようにしてくれ、私も鍵の置き場所を明確に大きい文字で記入してわかるようにしました。
そして、2万円が無くなった日にテーブルの上にあった
「交番の遺失物届(鍵を紛失した)」
こちらの謎についても徐々に私の記憶から薄れてきたある日の事。
母と兄と私とで…父の病院にお見舞いに行った時のことだったでしょうか。。。
出かける時に、母がしっかりと鍵をかけて、兄の車に乗りました。
その後に、忘れ物に気が付き、私が代わりに取りに行くことにしたのです。
私は実家の合鍵を持っていたので、その鍵で開けようとしても、開かない。。。。。
その時にピンときました!!!
2万円の行方が(あくまで推理ですが…)わかったのです!!
2万円を無くした日。。。
母は鍵を無くして交番に行った。⇒ 交番の遺失物届
鍵が無いので家に入れない。 ⇒ ドアの鍵部分ごと全とっかえ その工事にお金を払ったのだと!!
誰かが、カギ修理屋さんを紹介してくれたのかもしれない。母が自分で探したのかも知れない。
交番で教えてくれたのかもしれない。
その過程は定かではないけれど…
鍵を換えたのは事実です。
母は、その事自体を忘れてしまっていたんだ。。。。
原因がわかってスッキリしましたが、今までの生活スタイルでは、また同じようなことが起きると思い、母のサポートを強化しなくては!と思った出来事でした。。。
親の介護 ポイント!
親が認知症になってしまったら…
ショックです。とっても。でもその事を受け入れることが出来ないとその先ずっと悲しいままです。
そして、ショックのあまり、頑張ってサポートしようとし、完璧を求めてしまいます。
すると、出来なかったことに対して、またショックを受け、それがジレンマになってしまいます。
まず、病気であることを受け入れて、介護に対しても、完璧を求めない。一生懸命になりすぎない。
以上のことが、大切だと母のことで学んだことかも知れません。