こんにちは。tsukkyです。
昨日はテニススクールに行ってきました。同じクラスの20代の女の子が来ていなかったので「どうしたのかな?」と思ったら・・
「お母さんと一緒にスペイン旅行に行っている」とのこと。。
それを聞いて、羨ましい話だな。と正直思いました。
彼女の母親はきっと私の年齢よりちょっとだけ上なくらい。。私も娘がいたら一緒に海外旅行なんて行けたんでしょうかね。。
本来ならば、子供のいない私は、「私にも娘がいたら・・」と言うところに羨ましさを感じるところではあるかと思いますが、実際は自分の母親のことを思い出して羨ましく思っていました。
母と2人で旅行なんて行ったことなかったな。。
2人で出かけたのは、買い物に行ったくらい。
家族で旅行へは行ったこともあるし、私が結婚してからは旦那と3人で母の故郷に何度も旅行に行きました。
でもそれもどこか「偽善めいた」親孝行サービスの一環?だったみたいな・・・(^^;)
両親が高齢化するのを感じ、「あ、このままではろくな親孝行もしないで逝ってしまう!」
みたいな・・・・!?
慌てて親孝行したみたいなもんです。。。
今の現状がこうだから、もっと元気な時にいろいろ行っておけば良かったなぁ。。なーんて思うのかも知れませんが。。
後悔とも違うな。
きっと、私の家庭がそんな雰囲気ではなかったから、羨ましいと思ったのかも知れない。
父も母も独立した大人のような感じがしていたけれど、フタを開けてみたらどちらも依存しながら生きてきたような感じだった。
仮に両親が元気な頃でも、父を1人家に置いて母と二人で旅行に行く。なんて発想は生まれなかった。
そんな事を父が容認してくれるとは思わなかったから。
父は1人でなんでも出来る人間だったけど、母を縛り付けていた。
母もそんな父を嫌ってはいたけれど、実は父に依存して生きてきたんだと思う。
母ももっと自分らしく生きれば良かったのに!と思う。
今、認知症になっても、施設で生き生きしている母をみていると、どっちが本来の母なのか?
長年一緒に暮らしていた娘でさえもわからなくなる。
子供たちが巣立ってから・・大した趣味も持たず、狭い実家でほぼ寝たきりの父と二人きり。。
そんな生活を送っていたから、認知症になってしまったのではないか。
もっと、自分の老後や、人生についてなんとかしようと思わなかったのか・・・!?
自分の親ながら悲しい・・・・
そんなところからも、私は人生について考える良いきっかけとなったのでした。