こんにちは。tsukkyです。
5年と言う年月…長いと感じますか?それとも…短いと感じますか?
私にはこの5年間がとても短く感じてしまい…
ブログのタイトルも「突然」なんて言葉を使ってしまうくらい。。
この5年で両親の環境が目まぐるしく変わってしまいます。
平成24年、5年前のこと
父がパーキンソン病とぷち脳梗塞を患い、2週間ほど入院いたしました。
無事退院し、週に何回かリハビリに通うも、父は家に引きこもる事が多くなり、ほとんど寝たきりに。
そんな父を見るに見かねて、介護認定を受け、介護サービスを利用することに。
デイサービスに通うも、激しい拒絶で、行かなくなりました。
私も多趣味だった父が無気力になってしまったのをなんとか元気づけようと、その年のGWに私の旦那とで両親を伊豆旅行に連れて行ったりもしました。
その時は、結構歩いたり、温泉も楽しむなど、かなり元気な感じだったので、やはり完全な寝たきり老人になるのはまだ早い!
こうして、誰かが付き添って、ケアできればまだ改善の余地はあるのかも!?
と思い、何か良い案はないか?ケアマネの方に相談したりしていました。
でも…その頃から母の言動にも「????」な事が見受けられるようになったのでした。
時代背景がおかしい…?!
父が寝たきりになる前…
飲食店の経営を辞めて、ハローワークのシニア求人で紹介された会社は証券会社でした。
そこで総務関係…と言っても、新聞や郵便物、宅急便などを配布する仕事をやっていたようでした。
人当たりも良く、真面目に仕事をするので、シニア人材でしたが、会社からは頼りにされているようでした。
その証券会社で、資産運用系の商品を紹介されたのでしょう。
利回りが良いとかなんとか言われて、その商品を購入したのかも知れません。
母が、そこでお金を預けたら、すごい損した!みたいな事を言って怒っていたのをなんとなく覚えていました。
リーマンショックの影響で、ほとんど返って来なかったのでしょうか…?!
その事があってか?なんでか?詳しい事情は知りませんが…
父はその頃から元気が無くなり、その証券会社も辞めてしまい、母親もその証券会社の名前を耳にすると「キーッ」っと、険しい顔になってました。
でも、その仕事をしてたのっていつの話よ?!ってくらい昔の話しでしたし、私の記憶からはほとんど消え去っていたのですが…
ある日、母から電話で、その証券会社から書類が届いたから、見て欲しいと連絡がありました。
実家に行って、母から封筒を受け取ると…ちょっとヨレヨレしていたので、届いたばかりの封筒じゃーないよなぁ~?
とは思ったのですが、ちょうど消印のところが見えずらくなっていてわからず。
中身を確認すると、その金融商品がリーマンショックの影響で、損失があったけれど、一部を返金できることになったので、必要事項を書いて返信して欲しい。。的な内容でした。
母に確認すると、手続きをしていないらしく、私に手続きをして欲しいとの事。
「いいけど~これ、随分古そうだよ?!」と言うと…
「最近届いたばかりよ!」ときっぱり断言します。。
「ほんとかなぁ~???」
翌日、証券会社に連絡してみると、いろいろ回りまわって、当時の父を知っている方と連絡が取れ、いろいろ調べてくれました。
その商品自体は既に解約してあるが、その返金分は受け取ってないようだから、その書類を送ってくれ。
との事。。。
そのやり取りを母に伝えると、ホッとした様子で、でも「これっぽっちしか返ってこないのね。」と、不服そうでしたが…(^^;)
でも、やっぱりなんかおかしいな??
腑に落ちなかった私は、母にその証券会社関係の書類を他にも探させたところ、その封筒に入っていたであろう、書類が出てきました。
日付を見てみると、やはり数年前の日付…
やっぱり…「最近届いたばかりの書類ではない」
でも母にはそれがわかっていない模様。
同時期に母の妹、私の叔母さんから電話があり、母は大丈夫か?と言うのです。
姉さん(母)から届いた宅急便の伝票で(母の)自宅の電話番号に変な数字が書いてあったから気になったと言うのです。
自分の家の電話番号を覚えていない…?!
明らかに何かおかしい…
父も大変な状態なのに、ここで母にまで、おかしくなられたらどうなってしまうのだろう。。。(>_<)
すぐに母を「物忘れ外来」に連れて行かなければ!と思ったのでした。。。
親の介護 ポイント!
認知症初期症状…物忘れと言うのは、老化の物忘れと区別しずらい。
そんな時、抜き打ちで今日の年月日を聞いてみると良いかも!
認知症の人は、時間、年月日が分からなくなるなど、見当識障害が出てくるからです。
私は母が昔のことを今起きたことのように思っていたことから、母に何か異変があると気が付きました。
その異変を認めたくは無かったのですが…私の予感はずばり当たってしまうのです。。(涙)