明日は我が身!?介護は突然やってくる!

両親ともに同じ特別養護老人ホームへ入所!?それまでの経緯を綴ります。これから介護をする方のお役にたてたら嬉しいです。

GWも終わり、日常の生活に戻り母のお見舞いに行く

こんにちは。tsukkyです。
GWも終わり…日常の生活に戻りました。

連休があったことで、5月はアッと言う間に終わってしまいそうですね。
連休中は兄夫婦が両親の面会に行ってたようです。
二人とも元気だったと聞いてホッとしました。

 

私は、5月2日に休みを取り、母の住まい(私の実家)のある地域の区役所に行ってきました。
母がリハビリ病院を退院した後、特養にお世話になる場合、介護保険の負担限度額認定の認定証があると
施設を利用する際に、減額になると、施設の担当者に教えて頂いたので、そちらの手続きの仕方を区役所に聞きに行きました。

 

必要な通帳等を持参し、申込書を提出して審査を受けて、承認されれば認定証が届くとの事です。
とりあえず、必要書類は無事提出できたので、良かったです。

 

こういった減免などの制度も、調べてみないと、どんな制度があるかわからないですよね。
父は、すでに認定を受けていたのですが、いったいいつ申請したのか?!

今となってはわかりません。。。
包括センターの方や、ケアマネに確認して、減免等受けられるものは全て受けた方がいいと思います!

介護保険給付に関する各種減免制度
負担限度額認定(施設入所時、ショートステイ利用時の食費、居住費の減額)

参考までに江東区のサイトを貼っておきます。

www.city.koto.lg.jp


各地域によって、制度が違うかも知れませんので、お住まいの地域の役所等へ問い合わせして下さい。

区役所に行った後、母のところへ面会に行ってきました。
昼間に行ったので、リハビリをしている姿を見られるかなぁ。
と期待して行ったのですが、いつも食事をするテーブルでウトウトと昼寝?!をしていました。。。
いつリハビリしてるのやら…?!


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そして連休明けの今日、会社の帰りに、母のところへ面会に行きました。
母の入院しているリハビリ病院は、寝巻等はレンタルもあり助かっているのですが。
その下にババシャツの様なものを着用&靴下も必要とのことで、多めに準備して病室に置いてあります。
下着と靴下は、私がその都度持ち帰って、洗濯をして次回面会の時に持って行きます。
クリーニングをお願いすることも出来るのですが、下着と靴下を洗濯するだけに余計な費用はかけられません。。
ですので、母の事も気になりますが、その洗濯物も気になって、病院へ行かねば。。と義務感にかられているのかも知れません(^^;)

 

時は遡り。。。平成27年のこと
母は買い物等は自分で出来ますが、銀行でお金を下した等を忘れてしまうので、お金の管理は私がすることにしました。
その頃、自宅の鍵を無くして、玄関の鍵ごと全とっかえをした事件があり、鍵の管理なども徹底することにしました。

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まず、ケアマネの方の提案で、母が鍵を無くして(どこにやったか忘れた)家に入れなくなった場合や、母を訪問した際、応答がないなど、非常事態に
鍵を開けて確認してもらう必要性があるので、合鍵をケアマネの方のいる事業所へ預けることにしました。

それと同時に、デイサービスの施設にも合鍵を渡して、母を迎えに行った時に鍵が見当たらなくても、その合鍵を使って鍵を閉めてデイサービスに行くことが出来るようにしました。

 

母の症状は、まだ認知症と言っても初期だったので、まだまだ必要ないかな?とは思ったのですが、転ばぬ先の杖…
GPSを購入し、母に持たせることにしました。
私の使ってる携帯のキャリアがauだったので、auの「あんしんGPS」のサービスを利用することにしました。

 

GPS自体はとても小さいのですが、どうやって母に携帯してもらおうか?考えました。
デイサービスの方が、鍵を首から下げられるよう、長いヒモに鍵をつけてくれましたので、そこに着けるのが良いかな?と思いました。
ただ、つけていると、外したりしそうなので。

 

お守り袋に入れて、鍵と一緒に着けたら、母も喜んでいました。
「お守りだから外したらバチがあたるよ。」と言ったらとても効果あり!

お守り袋はネットで購入しました!

あんしんGPS

あんしんGPS | 京セラ

いる場所がスマホから確認できて、とても便利でした。

 f:id:tsukky8832534:20170509013700p:image


ただ、現在auでは販売は終了してりるようです。。。残念。。
他にも見守りサービス等、いろいろあると思いますので、納得できるサービスを利用してみてください。

GPS!!
この小さな端末がその後とても役立ってくれるのでした。。。

 

母の病気を受け入れるのが、とてつもなく辛くて悲しかった日々。。そして、無くなった2万円の謎がとける…!!

こんにちは。tsukkyです。


昨日、お休みだったので、美容院へ行ってきました。
その美容院へは母もお世話になっていて、いつも素敵な髪型にしてもらって喜んでいました。


私の通っている美容院に母を連れて行ったのも…

ある日、実家に行くとすごい髪型の母が!!

おしゃれの欠片も、女性らしさもありません(>_<)

私「どこで切ったの?」
母「近所の床屋さん?」

それにしたってひどい髪型でした。。父が寝たきりのこともあり、遠出を避けたのか?美容院代にお金をかけるのがもったいないと思ったのか?
それにしても、もう少し外見というか、おしゃれに敏感だった母。。。そんな髪型にすることが信じられませんでした。


外見を気にしなくなったのも、認知症の初期症状だったのか…?!
そんなところからも、認知症の初期症状を発見できたのかも知れません。。

 

今、また母は長期入院になってしまったため、美容院へも行っていない状態です。

髪の毛も伸び放題。。。


一緒に美容院へ行くと、鏡の前の自分をみつめ、キリっとした表情になった母でした。
認知症になっても、女性はおしゃれしようと思う気持ちから、気持ちも明るくなって症状が良くなるといいます。
そんな気持ちがいくつになっても大切なのかも知れません。


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平成27年の話
母と大ゲンカをした翌日、デイサービスに行かないと言いだすかと心配しましたが、なんとか行ってくれてホッとしました。

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2万円が1日にして無くなった出来事で…

なぜ、私はあんなに母に対して怒ってしまったのか!?

お金が無くなったとしても、それは母のお金ですし、私の懐が痛むわけでもない。。

ただ、母がそのお金を何に使ったのか?まったくわからなくなっていたことに、ショックを受けてしまい…

 

そんな母を受け入れられない自分がいたからだと思います。

 

そう、母も辛かったと思いますが、私も母の病気をどこか信じたくない。信じない。受入れられなかったから辛かったのかも。。

その頃は、辛くて、泣いてばかりいました。。

でも、だんだんと母に出来ない事が増えてくるのを目の当たりにし、私がしっかりしなければ!と思うようになり。。
病気であると言うことも徐々に受け入れることが出来るようになってきたら、あるところは割り切れるようになってきました。

そうしないと自分の身がもちません。お金や物が亡くなっても、それに固執しない。

 

「お母さんが、元気でいるから。。まっ、いっか。」くらいの気持ちでいることが大切と言うのがわかってきました。


その頃の母は、お金がない。通帳どこやった?!と相変わらずでした(^^;)
それにプラスして、「家の鍵がない。」鍵を探す動作がとても多くなりました。
デイサービスの人も、鍵を首からぶら下げられるようにしてくれ、私も鍵の置き場所を明確に大きい文字で記入してわかるようにしました。


そして、2万円が無くなった日にテーブルの上にあった

「交番の遺失物届(鍵を紛失した)」

こちらの謎についても徐々に私の記憶から薄れてきたある日の事。

 

母と兄と私とで…父の病院にお見舞いに行った時のことだったでしょうか。。。
出かける時に、母がしっかりと鍵をかけて、兄の車に乗りました。
その後に、忘れ物に気が付き、私が代わりに取りに行くことにしたのです。
私は実家の合鍵を持っていたので、その鍵で開けようとしても、開かない。。。。。

その時にピンときました!!!


2万円の行方が(あくまで推理ですが…)わかったのです!!

 

2万円を無くした日。。。

母は鍵を無くして交番に行った。⇒ 交番の遺失物届

鍵が無いので家に入れない。 ⇒ ドアの鍵部分ごと全とっかえ その工事にお金を払ったのだと!!


誰かが、カギ修理屋さんを紹介してくれたのかもしれない。母が自分で探したのかも知れない。
交番で教えてくれたのかもしれない。

その過程は定かではないけれど…

鍵を換えたのは事実です。

母は、その事自体を忘れてしまっていたんだ。。。。

 

原因がわかってスッキリしましたが、今までの生活スタイルでは、また同じようなことが起きると思い、母のサポートを強化しなくては!と思った出来事でした。。。


親の介護 ポイント!
親が認知症になってしまったら…
ショックです。とっても。でもその事を受け入れることが出来ないとその先ずっと悲しいままです。
そして、ショックのあまり、頑張ってサポートしようとし、完璧を求めてしまいます。
すると、出来なかったことに対して、またショックを受け、それがジレンマになってしまいます。

まず、病気であることを受け入れて、介護に対しても、完璧を求めない。一生懸命になりすぎない。

以上のことが、大切だと母のことで学んだことかも知れません。

認知症の母に怒ってはいけないと思いつつも、怒りが止められず…ものすごいケンカをしてしまった日

こんにちは。tsukkyです。
私の実家は埋め立て地にある都営団地です。そこに両親も住んでいました。
老朽化がすすみ、やっと建て直しの工事がおこなわれることになり、仮住居の団地に引っ越しました。

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そして、今年の秋に新しく立て直した団地に引っ越しが決まったのでした。
新しく建て直した団地に戻れるかどうか…たぶん両親はもう戻れないと思います。。(涙)
そんな状況ではありますが、今日は、その新しい団地の「内覧会」に行ってきました。

新しいところは良いですねぇ。。
他にも見に来ている人が沢山いました。老夫婦だけで来ている人。近所の方を誘ってきている人。親子で来ている人。みんなそれぞれ楽しそうでした。


私も、この内覧会にも母と一緒に来たかったな。。

 

今日は一緒に来れませんでしたが、秋ごろにはもしかしたら、一緒に来れるかも知れませんし、先のことはまだわかりませんから…


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平成27年頃の話

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↑こちらの続きです。

 

デイサービスの施設の社長さんから良いお話を聞けて、そのことを母に伝えようと電話をしたら…


お金がまったくない!!と騒いでいたので…
父の転院手続きや、もろもろ疲れてもう家に帰ろうと思っていたのですが…
しぶしぶ母のところへ行きました。

 

すると、昨日渡したはずの2万円は本当にどこにもありませんでした。

後で考えれば、認知症の人はどこかにお金をしまって忘れてしまうこともあるので、そんな風に割り切れれば良かったのですが…
まして、私のお金ではなく、母のお金ですから…(^^;)

 

ただ、私も父の転院やら、母の病気の事やらで疲れ果てていたので、1日でそんな大金を使ってしまう母に無性に怒りを感じてしまったのです。

何に使ったの??と聞いても…

「わからない。何にも使ってない」と言う母にも頭がきてしまい…ヾ(。`Д´。)ノ

 

認知症の人に怒ってはいけない。。。

 

わかってはいるけど、怒りがとまらない。。。(>_<)


すると母も、売り言葉に買い言葉じゃありませんが、

「いろいろとわけのわからないところに連れて行かれるから!」←デイサービスのこと?

 

みたいなことを言いだすから、私もキーーーっ!!

 

どんな思いで、私が今日デイサービスのところに行ったと思ってんのよーーーー!!!

 

私「じゃぁ、お母さんはこれからどうしたいのよ!!!」

母「洋裁とかやりたいわよ!あんたに子供がいたら子供の服でも縫ってあげられるのに。。」

 

私 「カッちーーーーーん」ぶち切れる音

 

私は自分でも子供が出来なかったことをすごい悔やんでいて、不妊治療も少しやったけど、うまくいかず…
その事も、母に話して、子供のことは言わないで!!!と頼んでいたのに…!!!

それを言われたから、もう歯止めが利かなくなってしまいました。。。

 

ものすごいケンカに…!!!!


そこに、たまたま、ケアマネの方が「ピンポーーン」とやってきました。

 

私たちのすごい形相を見て、びっくりしています。

今日の出来事を伝えると。。

 

「お金の管理は難しくなってくると思いますから、あまり大金はおいておかないことにして…どうしても必要な場合もあると思いますから、それはどこか(母の見つけられないようなところに)隠しておくのが良いと思いますよ。」

 

とアドバイスしてくれました。。。


あぁ、、プロの人ってすごい。。。。


その時、私はやっと冷静になれたのでした。

そして「あぁ、やってもうた。。。」

母は泣いています。明日はデイサービスなのに行ってくれるかな。。

母もお金を無くしてショックだったのに。。。なんで怒ってしまったのだろう。。。(涙)


自己嫌悪になりました。。。


2万円のお金がどこに消えたか、その日はわかりませんでしたが。。。

テーブルの上に、交番でもらったと思われる遺失物届のメモが…

その電話番号に電話してみましたが、その日は夜だったので、問い合わせできず。。

次の日に電話をかけて、なんの遺失物届か判明します。

母が、鍵を無くしたと交番に行っていたのがわかるのでした。


普通にしていると、しっかりしているように思えても、認知症らしい症状がところどころに見え隠れしている状況でした。。。。

 

鍵を無くした…?!

 

でも、母の家には鍵は確かにありました。。。

いったい何があったのでしょう…?!

 

まだまだ続くよ

認知症の母の繰り広げる不思議な出来事を、解明する私立探偵のような私の活躍にこうご期待?!

新しいデイサービスに無事行ってくれた!そのデイサービスの社長さんの話に号泣。。。だがしかし…!

こんにちは。tsukkyです。

母の介護認定が「要介護1」になったことで、父を担当して下さっていたケアマネの方に、母の担当もお願いすることにしました。
気心しれてる方は安心です^^

そこで初めて知ったのですが、父が救急で運ばれて入院となったら、その間は介護サービスもストップしますが、ケアマネの方の役目?も一旦ストップとなるみたいですね。。?!
まぁ、父は療養型病院に転院したので、病院にいれば一安心といったところでしたので、今度は母の事を、いろいろ相談する形となりました。

 

団地建て替えのための、仮移転先では、お風呂が新しくなり、今まで使っていたものとは違う沸かし方になってしまい、母はどうしても新しいお風呂の使い方を覚えることができませんでした。。

 

そして、母のデイサービスの利用を増やすことになり、お風呂も入れる施設を紹介して下さいました。

新しいデイサービスに行ってくれるか?

初日は、不安もありましたが、無事行ってくれました!

そして、帰ってきた頃、電話をすると、弾んだ声で

 

「ものすごく楽しかったわ!演劇を見たのよ!」と…!

 

無事に行ってくれたことでも嬉しかったのに、楽しかったと言ってくれただけで

今までの苦労が報われる感じ…?!

 

デイサービスでは、連絡帳があって、介護を受ける家族とやり取りができます。
まるで保育園か幼稚園に戻ったかのよう…?!(笑)

私が「家族から」の欄にコメントを記入します。


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たまたま、ご縁あってか?
父の転院した病院とそのデイサービスが近所でしたので、父の転院手続きを済ませた後、その施設に、ご挨拶に行きました。


その施設では、突然面会に行った私をとても優しく迎えてくれて、いろいろと話を聞いて下さいました。

なにしろ、父の転院先の病院で、いろいろと手続きをした際、延命治療やら、なんやら、おどろおどろしい契約書にサインやハンコやらついて、心身ともにどよ~~ん。とした状態でしたので、その施設の方型の親切さに思わずホロリとしてしまいまして。。。。

両親が共に、入院や、介護サービスを必要とする状況になってしまったことで、今まで気持ちが張りつめていたいたのでしょう。
施設の社長さんの前で、話をしていたら、思わず涙が出てきてしまいました。

すると、その社長さんは
「大丈夫だよー〇〇さんは、元気だから!ここに来たら、もっと元気になるよー!
お母さんがいてくれるだけで、嬉しいことだよ。僕の母親なんて46歳で亡くなってね。。。〇〇さんには、元気で長生きしてもらおうね!!」

話して下さいました。。。

もう号泣。。。

46歳なんて、私より若い。。。

この社長さんの元であれば、母も元気に過ごせる!そう確信して、その施設を後にしました。

 

良いお話を聞いて、心も穏やかになったので、母に電話をして帰ろうか。。。そう思って母に電話をすると…

 

またキターーーーー!!

 

「お金が無いのよ~ お願い~ 〇〇ちゃん、来てくれない??」

 

昨日お財布に2万円も入れてきたばかりですけど…?!

 

それに、もう家に帰ろうと思ってたところなんですが…

 

なんで…?!

 

何を聞いても、わからない。でもお金が無くなったというばかり…

 

仕方なくまた実家に行くことにしたのですが、その時の私は、母に対して、情けない気持ちでいっぱいでした。

昨日渡したばかりのお金をいったい何に使ったというの…?!

母の気持ちになって考えることや、理解することなどまったくできませんでした。

 

明日に続く…

通帳がない!お金がない!あんたが持ってたの!?…これが噂の「物盗られ妄想」ってやつですか…?!

こんにちは。tsukkyです。

今日は仕事の帰りに、母のところにお見舞いに行ってきました。

母は、みんなと一緒に食事をとるテーブルのところに座っていました。

そこに、同じく入院している母と同じくらいの年の方々がいて、私が母のところに行くと「あら、娘さん?いいわねぇ~」と喋りかけてきてくれ、母も嬉しそうでした。

その方々にこれからも母といろいろお話して下さい。とお願いしてきました。

楽しく会話することは、認知症の人にとても良い効果が得られると思うのです^^

 

平成27年2月~
父が救急病院に入院となり、母が1人で生活するようになったことで、これで母の負担も随分減るかなぁ。と思っていたのですが…
逆に1人で生活するようになったことで、母の状態ってこんなんだったの?

と…知ることになるのでした。

 

普通に会っている話している時は、今までの母となんら変わりないので、本当に認知症なの?と思うこともあるくらいなのですが。

母1人になると、不思議なことが多々起こるようになりました。

まず、お金の管理をまかせるのが、困難な状態でした。
お金を下したこと、どこにお金を入れたかも忘れてしまうので、このままにしておくと…またオレオレ詐欺にあう可能性もあるかも知れません。

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母も自分で不安そうでしたし、私に通帳等預かってもらいたい。と、言うこともあったので、兄と相談し、私がその都度母のお財布にお金を入れておくことにしました。

 

そのお金の管理が大変でした…(;o;)

 

認知症の症状でよくある「物盗られ妄想」と言うのでしょうか…?!

私が通帳を預かることを、母もきちんと承諾したにもかかわらず、電話がかかってきて

「通帳どこやったの?!」

「お金が無いんだけど!」の連発でした。

 

その都度説明しても腑に落ちない様子。。でも最後はシブシブ電話を切るような感じでした。。

 

きっと、母自身がいつもは自分できちんと管理出来ていたものが、出来なくなったことを、ものすごく不安に感じていたのだと思います。

私自身も、まさか両親のお金の管理を任される日がくるとは思ってもみなかったので、その責任の重さに不安を感じていました。

 

父が入院したこともすぐ忘れてしまうので、
「お父さんどこに行ったの?」

「何も言わずに出ていっちゃったんだけど!!」

 

え…?!

一瞬、ギャグか、冗談…!?

 

って思うんですけど、母本人はいたって本気なのでした。。。(^^;)

そして、「お父さんがいないんだけど!!」と怒って、父がいないことはわかっているのに、毎日買い物に行って同じ食材を買ってくる。。

冷蔵庫は相変わらず、パンパン、奥の食材が腐って異臭を放ち…(>_<)

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買い物を行くのを防ぐために、私が朝、昼、夕方と何度も電話して「お父さんは入院中だから晩御飯の買い物は行かなくて良いよ」
と言っても、買ってきてしまうことも…(^^;)疲れる。。。

 

私も仕事をしているので、一日に何度も電話できない時もあり、そんな時はすでに買い物に出かけた後だったりして…

 

冷蔵庫の掃除がとても大変で、物を捨てたくない母とバトルを繰り広げながら、腐った食材を片付ける怖さ。。


もう本当にイヤでした・・(-_-)

 

衛生上考えられない話ですが…(恐ろしいです)夏場は冷蔵庫からショウジョウバエが沸いてしまったことも(;o;)

 

夏を迎える前になんとかしないと…

 

ケアマネに相談して、母の介護度認定の審査をお願いすることにしました。

結果「要介護1」になり
◇デイサービスの追加(お風呂も入れるところ)
◇ヘルパーさんに来てもらい、部屋の掃除、冷蔵庫の管理

以上をお願いすることになりました。

父の転院が決まると同時に

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 母の新しい介護サービスを受ける介護プランが決まり、本当に慌ただしい日々が続きました。


親の介護 ポイント!

認知症初期は、しっかりしている時と、認知症の症状が混在しているような時期?!
本人もその事に気がつき始めた不安により、おかしな行動および発言が多くなります。
ただ、新しいことや、変化に対応するのにかなりの時間を要するため、介護する側も根気よくその症状に付き合って、何度も何度も優しく説明するといずれわかってくれる時が来ます。

物盗られ妄想などは、そのうち落ち着くようになると思うので、根気よく付き合ってあげてください。

かなり大変ですが…(^^;)

不死鳥のように蘇った父!治療も必要なくなり、次の病院を紹介される。

こんにちは。tsukkyです。

平成27年2月に脳梗塞で緊急入院、その後遺症で失語症になってしまい、しゃべれなくなってしまった父。。
右手も不自由になってしまったようで、右手の力が弱い感じです。
その点が気の毒ではありましたが、病院に運ばれた時に比べると、みるみる元気になり、かなり人間らしくなりましたww

こちらの救急病院は実家からも近く、母と週に2~3回はお見舞いに行きました。
たまに、母1人で病院に行ったと言う時があり、驚きましたが、あの時はまだしっかりしていたんだなぁ。。と思います。
(よく迷子にならず帰ってきてくれた・・・^^;)

 

救急病棟に入院してから2~3週間くらいたった時に、主治医から「もう治療は必要ない」と言われ、ソーシャルワーカーとこれからどうするか?相談して下さいと言われました。

治療は必要ないくらい元気にはなったけど、介添えがないとトイレに行くのも厳しい状態ですし、お風呂に入るのも無理でしょう。
認知症を患った母が父を面倒みることは無理であると判断し、その旨ソーシャルワーカーさんに相談してみました。

すると、「療養型病院」を薦められました。
以前兄が見学に行った有料老人ホームは費用が安いので、安いなりの施設で、父を入所させるにはちょっと気の毒な感じがする。と言っていたので…
気がすすみませんでした。
そこに行くよりは、紹介してくれた病院は、私の勤務地から割と近かったので、そちらでお願いすることにしました。

 

まず、私が病院へ見学もかねて面会に行き、いろいろと説明を聞きました。
病院であれば何かあった時でも、安心ですし、見学した感じも良かったです。

病院でも父を受け入れてくれるとの事で、一通り手続きをしました。
いろいろありましたが、父がこんなに長く入院するのも初めてですし、いきなり救急病院に運ばれ、もう2度と家に戻れないような状態になってしまい、私の心の整理もつかないまま…
「延命治療はどうするか?」「どこまで延命治療をするか?」などを確認する書類があり、そんなことを私ひとりで決めてよいものか?
そんな簡単に決められるものなのか。。。

 

複雑な思いに戸惑いましたが、一般的にはどうされているんですか?病院に迷惑がかからないようにお願いします。。
的な感じで、書類を書きました。。。

 

私自身も、もう50歳のいい大人です。そんなことで、動揺してどうするの!と気丈を装いましたが、手続きが終わったあとは、なんだかどんよりとした気持ちになりました。。。。

 

親の介護 ポイント!
父は、救急病院等に運ばれ、あれよあれよと何もわからないまま、入院生活。

やっと落ち着いたかと思いきや転院先の手続きへ・・・

大型病院はソーシャルワーカーさんと言う方がいらっしゃって、今後の生活についていろいろと相談にのって下さいます。


平たく言うと、次の受け入れ先を斡旋してくれる。。。みたいな。。(^^;)?
でも、そうして紹介して下さったことで、父の受け入れ先も決まり、現在まで漕ぎ着けました。
私や家族の力だけでは、きっと現在の状況までには至らなかったと思います。

病院などに入院したら、ソーシャルワーカーさん、入院してなければ、ケアマネに相談するのがベストだと思います…1人で悩まず、いろいろな人に相談するのが良いのかも知れません。。

タイムマシーンに乗ったかの様に時代をさかのぼる母、

こんにちは。tsukkyです。

今日は母親のお見舞いに行ってきました。

今入院している病院は、入院費の入金が病院の窓口オンリーで、それも月~土の9:00-17:00の間に行かないとダメだそうで。。。

平日北綾瀬に17:00までに行くのは難しいので、土曜日の今日行ってきた次第です。

 

いつもお見舞いに行く時間より、早い時間に行ったので、リハビリをしてるところを見れるかな~!?と期待して行ったのですが、普通に食事するテーブルで座ってました(^^;)いつもと変わらないじゃん。。

 

ま、元気だったし、しっかりとしていたので良かったです。

私のことは、自分の妹と間違えてたけど…(^^;)アレレ~

 

いつぐらいからか?私のことを自分の妹だと思い込んでたりすることがあります。

その時は、母親自身も自分では20代~40代くらいになってたりします。

話してることも、時代がさかのぼって、自分が実家にいた頃の話題になります。

まるでタイムマシーンに乗ってるよう?!

 

私自身、母の若い頃を知る由もないので、その会話は母の違った一面を見ることも出来て楽しいです。

誰じゃい!その人は…って人も大勢出てきますが(^^;)適当に話を合わせておきます。

 

 

最近はずっと時代がさかのぼった状態なのかも知れません。。。

 

認知症になりたての頃は、そのタイムマシーンのコントロールが効かないみたいで、とても大変でした。

 

まず、母親自身が20代~40代くらいに戻っているので、自分の両親の死を受け入れることができません。

 

電話が頻繁にかかってきて、「ばあちゃんはどこに行ったの?」から始まります。

「ばあちゃん」=母の祖母

母が独身時代、母の祖母と一緒に暮らしていたようです。

 

その「ばあちゃん」=私からしてみたら「ひいおばあちゃん」

私は会ったこともないし、母が病気になるまで、存在すら知らなかった。。

その人の事を、「今ばあちゃんがいた気がするんだけど…」などと言われると

驚きを超えて、怖い感じですww

 

その祖母はもう亡くなったと、伝えると、今度はおいおい泣き出します。

 

↑このやりとりが、延々と続きます。。。

 

相手は病気だから。。と言い聞かせても、かなり疲れます。。(^^;)

 

その頃は私も悩みました。そのまま話を合わせておいた方がよいのか?

それとも本当のことを告げた方がいいのか…?!

 

母親からしてみたら、20代の頃に戻っているわけですから、いきなりの祖母や母親の死を受け入れられないんですよね。。。

 

母も辛かったでしょうが、私も相当辛かったです。。。

 

結局、最初は話を合わせていたりしたのですが、それを繰り返していると、エンドレス状態なので、やっぱり祖母、母の両親は亡くなったと伝えることにしました。

その話をするたびに泣かれるので、こちらも悲しくなってしまいましたが…

根気よく説明すると、いつからか?泣くことはしなくなりました。。。

でも、相変わらず、祖母、両親も亡くなったことは、忘れてしまうんですが。

 

父が救急病院に運ばれて、独り暮らしをすることになった母。

かなり混乱するようになります。

 

「ばあちゃんがいた気がする。」

 

「ばあちゃんはどこに行ったの?」

 

そして…

「お父さん(自分の旦那)はどこにいったの?!」

 

この質問に…エンドレスで付き合わなくてはなりません。

 

私自身が上記 ↑ の状況を受け入れるのもかなり大変でした。。。(涙)